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【材料】大成ラミックが続伸、22年3月期業績予想の上方修正と自社株買いを発表

大成ラミック <日足> 「株探」多機能チャートより
 大成ラミック<4994>は続伸。8日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を259億5000万円から274億円(前期比5.6%増)へ、営業利益を16億4000万円から27億8000万円(同15.5%増)へ、純利益を11億2000万円から19億5000万円(同73.0%増)へ上方修正したことが好感されている。

 包装フィルム部門でコロナ禍の長期化を背景に内食・中食需要が底堅く推移するほか、包装機械部門で新機種の販売及びメンテナンスの売り上げが伸長していることが要因。また、原材料価格が想定を下回ったことも寄与し営業利益で3期連続最高益の更新を見込む。

 なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高143億1400万円(前年同期比9.5%増)、営業利益19億9000万円(同40.0%増)、純利益14億1000万円(同36.2%増)だった。

 同時に、上限を15万株(発行済み株数の2.2%)、または4億2000万円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月9日から11月19日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を遂行するためとしている。

出所:MINKABU PRESS

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