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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 3万円接近で強弱感対立も、ショートは避けておきたいところか


 日経225先物は11時30分時点、前日比280円高の2万9780円(+0.94%)前後で推移。寄り付きは2万9850円とシカゴ日経平均先物清算値(2万9705円)を上回ってギャップアップで始まり、その後、2万9950円まで上げ幅を広げる場面があった。ただし、3万円接近で強弱感が対立しやすいなか、急ピッチの上昇に対する利益確定の売りが出て、買い一巡後は2万9730円まで上げ幅を縮めていた。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)を波乱なく通過したことで、アク抜けの動きとなった。一時2万9950円と3万円に接近するなか、持ち高調整の売りも意識されたようだ。ただし、オプション権利行使価格の2万9750円を上回って推移を続けており、底堅さがみられるなかではショートは避けたいところか。なお、NT倍率は朝方に14.61倍に上昇する場面があったものの、その後は14.51倍に低下した。いったんは跳ね返される水準であるため、倍率低下の場面ではNTロングを構築する動きもありそうだ。

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