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【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】寄付 … 日電産、キヤノン、日立金 (10月26日発表分)

キヤノン <日足> 「株探」多機能チャートより

―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―

 企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

 以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月25日から26日の決算発表を経て27日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1 キヤノン <7751>
 21年12月期の連結営業利益を従来予想の2830億円→2720億円(前期は1105億円)に3.9%下方修正し、増益率が2.6倍→2.5倍に縮小する見通しとなった。

▲No.2 タツタ <5809>
 22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比9.9%減の18.3億円に減り、通期計画の37億円に対する進捗率は49.5%にとどまり、5年平均の56.8%も下回った。

▲No.4 富士通ゼ <6755>
 22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比35.2%減の54.4億円に落ち込み、通期計画の190億円に対する進捗率は28.6%にとどまり、5年平均の42.6%も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード 銘柄名    市場  下落率  発表日 決算期 経常変化率

<7751> キヤノン    東1   -9.39   10/26   3Q   361.41
<5809> タツタ     東1   -3.75   10/26  上期    -9.94
<6594> 日電産     東1   -1.75   10/26  上期    33.57
<6755> 富士通ゼ    東1   -1.43   10/26  上期   -35.15
<8014> 蝶理      東1   -1.19   10/26  上期   188.71

<8892> 日エスコン   東1   -0.99   10/26   3Q   -61.67
<9991> ジェコス    東1   -0.68   10/26  上期   -26.96
<8218> コメリ     東1   -0.55   10/26  上期   -14.46
<4212> 積水樹     東1   -0.46   10/26  上期    12.21
<8772> アサックス   東1   -0.14   10/26  上期    -6.61

<5486> 日立金     東1   -0.09   10/26  上期    黒転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

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