【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】寄付 … ＦＤＫ、テセック、カイノス　(10月26日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月25日から26日の決算発表を経て27日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.4　サンウッド <8903>
　22年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比76.3％減の1.9億円に大きく落ち込み、通期計画の5.3億円に対する進捗率は37.5％にとどまり、さらに前年同期の122.4％も下回った。

▲No.5　広栄化学 <4367>
　22年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比58.2％減の4.5億円に大きく落ち込んだが、通期計画の6.5億円に対する進捗率は70.3％に達し、5年平均の52.8％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6337> テセック 　　　ＪＱ　　 -8.35 　 10/26　　上期　　　　黒転
<6955> ＦＤＫ 　　　　東２　　 -7.94 　 10/26　　上期　　　 83.64
<4556> カイノス 　　　ＪＱ　　 -6.89 　 10/26　　上期　　　 36.62
<8903> サンウッド 　　ＪＱ　　 -0.74 　 10/26　　上期　　　-76.34
<4367> 広栄化学 　　　東２　　 -0.69 　 10/26　　上期　　　-58.23

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース