【注目】★本日の【イチオシ決算】 リバーエレク、大東建、ニチアス (10月18日)
リバーエレク <日足> 「株探」多機能チャートより
1)本日(10月18日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【リバーエレク <6666> [JQ]】 ★今期経常を33%上方修正
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の7.7億円→10.3億円に33.0%上方修正。増益率が46.5%増→94.9%増に拡大する見通しとなった。水晶製品の高水準な需要を背景に、スマートフォンやその周辺機器向けに加え、無線モジュール向けの受注が好調に推移し、小型音叉型水晶振動子の販売が想定以上に伸びる。
●サプライズな決算発表・業績修正
大東建 <1878> ★上期経常を一転18%増益に上方修正
◆22年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の510億円→640億円に25.5%上方修正。従来の5.6%減益予想から一転して18.4%増益見通しとなった。手持ち工事が想定より進んだことに加え、好調な入居率を背景に一括借上事業収入が増加したことが上振れの要因。
クオールHD <3034> ★今期経常を11%上方修正・4期ぶり最高益へ
◆22年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の33億円→43億円に30.3%上方修正。保険薬局事業は緊急事態宣言発出の影響を受けたものの、処方箋の受付枚数が回復したほか、かかりつけ薬局の推進や在宅医療への積極的な参画、ジェネリック医薬品の使用促進に取り組んだことが奏功した。また、注力分野の医療関連事業が想定以上に伸びたことも上振れに貢献した。
併せて、通期の連結経常利益も従来予想の90億円→100億円に11.1%上方修正。増益率が21.6%増→35.1%増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
ニチアス <5393> ★今期経常を一転22%増益に上方修正・3期ぶり最高益、配当も2円増額
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の205億円→260億円に26.8%上方修正。従来の3.7%減益予想から一転して22.2%増益を見込み、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。高機能製品部門を中心に全社の業績が堅調に推移していることが上振れの要因。
業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の40円→42円(前年同期は38円)に増額修正した。年間配当は82円になる。
南陽 <7417> ★今期経常を14%上方修正、配当も10円増額
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の22億円→25億円に13.6%上方修正。増益率が7.5%増→22.2%増に拡大する見通しとなった。災害復旧工事の継続実施を背景に建設機械事業でレンタル機械の稼働率が向上するほか、産業機器事業では停滞していた生産活動が再開し、ロボット関連や半導体向けなどの受注が想定より伸びる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の66円→76円(前期は70円)に増額修正した。
2)10月19日の決算発表銘柄(予定)
■引け後発表
◆本決算:
<3226> アコモF [東R]
合計1社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
株探ニュース