【市況】13日の米株式市場の概況、ハイテク株高でナスダック指数は4日ぶり反発
NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
NYダウは朝方、一時200ドルを超す下落となる場面があったが、下値には買いが入り、引けにかけ下げ幅は縮小した。決算を発表したJPモルガン<JPM>が値を下げアップル<AAPL>が軟調だった。米9月消費者物価指数(CPI)はエネルギー・食品を除くコア指数が市場予想と一致したことから、米長期金利は低下。これを受け、ハイテク株が買われナスダック指数は上昇した。バンカメ<BAC>やシティグループ<C>など銀行株が安く、ボーイング<BA>やウォルト・ディズニー<DIS>、デルタ・エアーラインズ<DAL>が値を下げた。ゼネラル・モーターズ<GM>やエクソン・モービル<XOM>が軟調だった。半面、テスラ<TSLA>やアマゾン<AMZN>、マイクロソフト<MSFT>が高く、エヌビディア<NVDA>やアリババ<BABA>が上昇した。セールスフォース・ドット・コム<CRM>やクアルコム<QCOM>も値を上げた。
ナスダック総合株価指数は、105.710ポイント高の1万4571.635と4日ぶりに反発した。出来高概算は、ニューヨーク市場が7億9481万株だった。
出所:MINKABU PRESS