【市況】株価指数先物【昼のコメント】 リバウンド強まるも、75日線接近で強弱感が対立
日経225先物は11時30分時点、前日比470円高の2万8290円(+1.68%)前後で推移。寄り付きは2万8030円とシシカゴ日経平均先物清算値(2万8050円)にサヤ寄せする格好から買い先行で始まった。寄り付き直後につけた2万7980円を安値に強いトレンドを形成しており、前引けにかけて一時2万8330円まで上昇幅を広げている。75日移動平均線(3万8360円)接近で強弱感が対立する動きもみられるが、2万8250円水準での底堅さが意識されている。
米国株式市場が上昇したほか、国慶節明けの中国市場で上海総合が小幅に上昇して始まったことも材料視されたようだ。また、オプションSQ値は2万8098円14銭となり、日経平均株価が寄り付き後早い段階でSQ値を上回ったことも、センチメントの改善につながっている。幅広い銘柄が買われており、ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>、東京エレクトロン<8035>などが日経平均をけん引し、NT倍率は先物中心限月で一時14.33倍まで上昇している。
株探ニュース