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【材料】本日の注目個別銘柄:国際紙パルプ商事、古野電気、OKKなど

野村総研 <日足> 「株探」多機能チャートより

<4307> NRI 4545 +130
大幅反発。上半期営業利益が前年同期比3割増の520億円程度になる見通しとの観測報道が伝わっている。会社側の従来予想470億円を上回るほか、490億円程度の市場予想も上振れる見通し。コンセンサス上振れの業績観測をストレートにポジティブ視する動きへ。物流関連の案件が好調だったほか、豪州子会社も公共向け案件復調などで営業損益が黒字転換するもよう。

<5401> 日本製鉄 2107 +76
大幅反発。日経新聞による副社長のインタビュー報道が材料視された。今期業績について「公表している数字よりアップサイドにいくだろうと期待している」とし、さらなる上方修正の可能性もあるとの見方を示した。今期業績予想は第1四半期決算発表時に一度引き上げている。米国において足元の市況が引き続き高水準にあること、インドでの事業環境が好転していることなど、海外事業の好調がけん引役となっているようだ。

<6815> ユニデンHD 3235 +375
急伸。大株主であるLIM JAPAN EVENT MASTER FUNDから株主提案書面を受領したと発表している。取締役1名、監査役1名の解任のほか、剰余金の処分案として1株につき382円の株主配当を提案している。22日終値の13.3%に当たる水準であり、強いインパクトとなっているようだ。株主提案を受けて、会社側でも株主還元策の強化に迫られるとの見方が優勢となっている。

<9274> 国際紙パルプ商事 397 +56
急伸で年初来高値更新。ビッグデータを活用したバイオマス発電所運転支援システム「BMecomo」のサービス利用契約を三重エネウッドと締結したと発表している。今後の再生エネルギー市場拡大が見込まれるなか、実績獲得による今後の展開が期待される状況に。また、発行済み株式数の2.44%に当たる183万2998株の自己株式消却も発表、株主還元策としてポジティブに評価されているようだ。

<6205> OKK 328 -80
ストップ安比例配分。提出期限延長の承認を受けていた2021年3月期有価証券報告書および2022年3月期第1四半期報告書について、提出期限までに提出できない見込みと発表している。これに伴い、東証では同社を監理銘柄(確認中)に指定している。有価証券報告書を10月6日、四半期報告書を10月12日までに提出できない場合は上場廃止となることで、警戒感からの処分売りが優勢の展開になっている。

<9843> ニトリHD 22715 +420
反発。一昨日に9月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比0.3%減、客数が同2.5%減少した一方、客単価が同2.2%上昇している。5カ月連続でのマイナス成長だが、減少率は大幅に縮小する形に。商品別ではホームオフィスなどが堅調に推移のもよう。11月以降は前年水準が低下することもあり、今後の回復トレンド鮮明化を先取りする動きにもつながっているようだ。

<2181> パーソルHD 2889 +192
大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も2400円から3300円に引き上げてた。転職市場の回復が鮮明となり、強みを有する人材紹介が今後の業績牽引役の1 つになると分析。また、Staffingでは派遣でのシェア拡大に加え、BPO 事業の強化が利益率改善につながるとも。22年3月期営業利益予想は415億円に増額、市場コンセンサスを20億円程度上回るとみているもよう。

<6814> 古野電気 1289 +155
急伸。一昨日に業績予想の上方修正を発表、上半期営業利益は従来の15億円から28億円に、通期では25億円から40億円に引き上げ、それぞれ一転して増益見通しとなっている。欧米を中心に想定以上に販売が好調に推移していることに加え、利益率の改善が計画を上回って推移しているもよう。年間配当金も従来計画の25円から前期並みの40円に引き上げている。

<6140> 旭ダイヤ 714 +85
急伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ホールド」から「バイ」に、目標株価も580円から880円に引き上げた。電子・半導体や輸送機器、機械向けなどのダイヤモンド工具の需要回復とミックス改善などにより、業績が回復局面を迎えていることを評価しているもよう。11月9日に公表予定の通期計画などを契機に更なる上昇を予想としている。22年3月期営業利益は会社計画を上回る25.4億円を予想。
《ST》

 提供:フィスコ

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