【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … メディア総研、ブレインズ、ギグワークス　(9月10日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の9月9日から10日の決算発表を経て13日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　シャノン <3976>
　21年10月期第3四半期累計(20年11月-21年7月)の連結経常利益は前年同期比14.9％減の4000万円に減った。

▲No.4　メディア総研 <9242>
　21年7月期の経常利益(非連結)は前の期比47.2％増の1.8億円に拡大したが、22年7月期は前期比15.0％減の1.5億円に減る見通しとなった。

▲No.5　さくらさく <7097>
　21年7月期の連結経常利益は前の期比9.8％増の16.4億円に伸びたが、22年7月期は前期比0.9％減の16.2億円とほぼ横ばい見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3976> シャノン 　　　東Ｍ 　 -16.22 　　9/10　　　3Q　　　-14.89
<2375> ギグワークス 　東２ 　 -13.75 　　9/10　　　3Q　　　 81.78
<6049> イトクロ 　　　東Ｍ 　 -11.08 　　9/10　　　3Q　　　 53.65
<9242> メディア総研 　東Ｍ　　 -7.99 　　9/10　本決算　　　-14.97
<7097> さくらさく 　　東Ｍ　　 -6.25 　　9/10　本決算　　　 -0.91

<4824> メディアＳ 　　東Ｍ　　 -3.99 　　9/10　本決算　　　-74.26
<2991> ランドネット 　ＪＱ　　 -2.81 　　9/10　本決算　　　 21.75
<5971> 共和工業 　　　ＪＱ　　 -2.67 　　9/10　　　1Q　　　539.73
<4075> ブレインズ 　　東Ｍ　　 -2.43 　　9/10　本決算　　　 62.68
<7983> ミロク 　　　　東２　　 -2.38 　　9/10　　　3Q　　　-23.52

<3444> 菊池製作 　　　ＪＱ　　 -1.66 　　9/10　　　1Q　　　　赤縮
<6757> ＯＳＧコーポ 　ＪＱ　　 -0.91 　　9/10　　上期　　　 -4.17
<2373> ケア２１ 　　　ＪＱ　　 -0.77 　　9/10　　　3Q　　　 21.08
<9637> オーエス 　　　東２　　 -0.40 　　9/10　　上期　　　　赤縮

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした13日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース