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【材料】稀元素が26週線足場に再浮上の兆し、車載用2次電池材料で商機拡大の思惑

稀元素 <日足> 「株探」多機能チャートより
 第一稀元素化学工業<4082>が全般地合い悪に抗して続伸、26週移動平均線を足場に再浮上の兆しをみせている。電材向けジルコニウム化合剤の大手で、自動車用排ガス触媒ではグローバルニッチトップ企業に位置づけられている。世界的な脱炭素への取り組みを背景に、自動車市場も従来のガソリン車から電気自動車(EV)への需要シフトが起こっている。そうしたなか、トヨタ自動車<7203>は7日、EVなどに使用する車載電池の開発に2030年までに1兆5000億円を投資する方針を表明しており、株式市場でも2次電池関連株ににわかに光が当たった。稀元素は車載用2次電池材料を製造しており、この流れに乗る銘柄として注目が集まっている。

出所:MINKABU PRESS

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