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【注目】★本日の【イチオシ決算】 エアトリ、東エレデバ、アイル (9月6日)

エアトリ <日足> 「株探」多機能チャートより

1)本日(9月6日)引け後に発表された決算・業績修正

 ●イチオシ決算

【エアトリ <6191> 】 ★今期税引き前を56%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆21年9月期の連結税引き前損益を従来予想の25.4億円の黒字→39.5億円の黒字(前期は91.9億円の赤字)に55.5%上方修正し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は5月に続き、6回目。主力の旅行事業は緊急事態宣言の影響を受けるものの、需要増減に応じた最適な広告投下で安定的な利益を確保する。また、旅行事業以外の既存事業はポートフォリオの分散と再構築を推進し、好調な推移を見込む。一方、子会社ナショナル流通産業などの株式売却に伴う連結除外の影響を踏まえ、売上高は計画を下方修正した。

 ●サプライズな決算発表・業績修正

 東エレデバ <2760>   ★今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も15円増額
 ◆22年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の15億円→20億円に33.3%上方修正。データ通信量の増大を背景とした世界的な半導体需要の拡大が続くなか、産業機器向けや車載向けをはじめとする幅広い分野で半導体製品の販売が好調に推移していることが要因。
  上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の51億円→56億円に9.8%上方修正。増益率が10.3%増→21.1%増に拡大し、従来の21期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
  併せて、今期配当を従来計画の175円→190円(前期は125円)に増額修正した。

 アールプラン <2983> [東証M]  ★上期経常を2.9倍上方修正
 ◆22年1月期上期(2-7月)の連結経常利益を従来予想の2.2億円→6.4億円に2.9倍上方修正した。コロナ禍における生活スタイルの変化で戸建て住宅の需要が高まるなか販売棟数が増加し、売上高が計画を10.5%も上回ったことが利益を押し上げた。

 タスキ <2987> [東証M]  ★今期経常を36%上方修正・最高益予想を上乗せ
 ◆21年9月期の経常利益(非連結)を従来予想の7.6億円→10.3億円に35.5%上方修正。増益率が45.6%増→97.3%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。IoTレジデンスの販売が順調に推移するなか、DX推進などによる効率的な事業活動が寄与し、採算が大きく改善する。

 アイル <3854>   ★今期経常は9%増で4期連続最高益へ
 ◆21年7月期の連結経常利益は前の期比8.2%増の18.5億円で着地。続く22年7月期も前期比9.2%増の20.2億円に伸びみ、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力パッケージソフト「アラジンオフィス」の業種別機能強化をはじめ、複数ネットショップ一元管理「CROSS MALL」、ポイント一元管理「CROSS POINT」などWeb商材の製品力を強化する方針。引き続き中小企業の旺盛なDXニーズを取り込む。
  併せて、前期の年間配当を15円→17円(前の期は15円)に増額し、今期も17円を継続する方針とした。同時に、24年7月期に経常利益28.2億円を目指す中期経営計画を発表。

2)9月7日の決算発表銘柄(予定)
 ■引け後発表
  ◆第2四半期決算:
   <6696> ピースリー [東M]
   <7196> Casa
   <9632> スバル
  合計3社

 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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