【材料】チューイーが決算受け下落 広告コストへの懸念も指摘される=米国株個別
ホームページやモバイルアプリでペット用品販売を手掛けるチューイー<CHWY>が下落。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表しており、1株損益が小幅ながらも予想外の赤字となったほか、売上高も予想を下回った。ガイダンスも公表しており、売上高見通しは第3四半期、通期とも予想を下回っている。
同社のシンCEOは「今年を予測するのは難しい。オンラインへの移行が続く中で、消費者の行動と需要の予測を試みている」と述べた。パンデミックで巣ごもりになった消費者が食料や首輪、薬をオンラインで注文するようになったが、経済活動の再開で、投資家はペット用品の需要の鈍化に備えている。
今回の決算を受けてアナリストからの目標株価引き下げが相次いでいる。第2四半期は売上高とEBITDAの両方とも予想を下回り、ガイダンスも予想を下回った。在庫問題と人件費および採用の逆風はやや緩和されているが、広告価格が大幅に上昇しており、顧客純増当り広告コストは以前よりも遥かに高くなっていると指摘。ペット用品のオンライン販売のファンダメンタルズは依然として底堅いものの、困難な背景と顧客見通しの鈍化は、投資を躊躇させると述べた。
(5-7月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.04ドル(予想:0.05ドル)
・売上高:21.6億ドル(予想:21.7億ドル)
・粗利益率(調整後):27.5%(予想:27.0%)
・EBITDA(調整後):2330万ドル(予想:3480万ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・売上高:22.0~22.2億ドル(予想:22.3億ドル)
(通期見通し)
・売上高:89~90億ドル(予想:90億ドル)
(NY時間09:42)
チューイー<CHWY> 80.47(-6.96 -7.96%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同社のシンCEOは「今年を予測するのは難しい。オンラインへの移行が続く中で、消費者の行動と需要の予測を試みている」と述べた。パンデミックで巣ごもりになった消費者が食料や首輪、薬をオンラインで注文するようになったが、経済活動の再開で、投資家はペット用品の需要の鈍化に備えている。
今回の決算を受けてアナリストからの目標株価引き下げが相次いでいる。第2四半期は売上高とEBITDAの両方とも予想を下回り、ガイダンスも予想を下回った。在庫問題と人件費および採用の逆風はやや緩和されているが、広告価格が大幅に上昇しており、顧客純増当り広告コストは以前よりも遥かに高くなっていると指摘。ペット用品のオンライン販売のファンダメンタルズは依然として底堅いものの、困難な背景と顧客見通しの鈍化は、投資を躊躇させると述べた。
(5-7月・第2四半期)
・1株損益(調整後):-0.04ドル(予想:0.05ドル)
・売上高:21.6億ドル(予想:21.7億ドル)
・粗利益率(調整後):27.5%(予想:27.0%)
・EBITDA(調整後):2330万ドル(予想:3480万ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・売上高:22.0~22.2億ドル(予想:22.3億ドル)
(通期見通し)
・売上高:89~90億ドル(予想:90億ドル)
(NY時間09:42)
チューイー<CHWY> 80.47(-6.96 -7.96%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美