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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 月末安のアノマリーを警戒、積極的な商いは限られる


 日経225先物は11時30分時点、先週末比10円安の2万7730円(-0.03%)前後で推移。寄り付きは2万7670円とシカゴ先物清算値(2万7695円)を下回って始まると、一時2万7600円まで下落幅を広げる場面が見られた。ただし、売り一巡後は急速に切り返してプラスに転じると、前場半ばには2万7800円まで上昇。その後は前日の終値を挟んでこう着している。

 指数インパクトの大きいファーストリテイリング <9983>が売り一巡後に下げ渋っていることもあり、日経225先物の短期的な買い戻しにつながったようである。ただし、MSCIのリバランスを控えているソフトバンクグループ <9984>が軟調に推移しており、手掛けづらくなっている。また、月末安のアノマリーが警戒されて積極的にポジションを取りにいく動きも限られているようだ。NT倍率は先物中心限月で一時14.23倍まで低下した後は、14.27倍と小幅ながらも上昇に転じている。

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