【市況】株価指数先物【昼のコメント】 地政学リスク警戒も早い段階でショートカバーの動きに
日経225先物は11時30分時点、前日比60円安の2万7630円(-0.21%)前後で推移。寄り付きは2万7610円とシカゴ先物清算値(2万7650円)を下回って始まると、軟調推移のなかで一時2万7460円まで下落幅を広げた。ただし、売り一巡後は2万7500円を挟んだ水準での底堅さが見られるなか、前引けにかけて2万7670円まで下げ幅を縮める場面も見られている。
225先物はアフガニスタン情勢を巡る地政学リスクの高まりを受けて、ショートを仕掛ける動きがみられた。しかし、売り一巡後の底堅さがみられるなか、ハンセン指数やグローベックスの米株先物もプラス圏で推移したことにより、早い段階でショートカバーの動きとなったようだ。もっとも、前場段階でショートカバーは一巡しているとみられ、後場は狭いレンジ推移が続きそうだ。ジャクソンホール会議を控えて、ポジションは傾けづらいだろう。また、NT倍率は先物中心限月で14.32倍と横ばいで推移しており、スプレッド狙いの動きは見られない。
株探ニュース