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【材料】日本ピストンリング---コバルトフリーバルブシートの開発を発表

日ピス <日足> 「株探」多機能チャートより

日本ピストンリング<6461>は20日、原材料としてコバルトを使用しないバルブシートを開発したことを発表。

これまでバルブシートの材料に使われてきたコバルトは、市場価格の高騰、希少金属であるため安定的な調達が困難となる可能性があること、責任ある鉱物の調達という観点でリスクがあること等、サステナビリティ面も含め、課題の多い資源。

同社は、品質と性能を確保し、かつコバルトを使用しないバルブシートの研究開発を進めてきた。構成要素である粉末の組成見直し等により、コバルトフリーでありながら高い耐摩耗性(同社試験比較)を確保したバルブシートの開発を完了した。本製品の使用により、課題の多いコバルトに依存することなく、従来と同水準の機能を確保できる。

同社は、今後とも責任ある持続可能な調達の実践や地球環境に配慮した製品開発を推進し、環境問題や人権その他の社会問題に対応し、サステナブルな社会の構築に向けて積極的な取り組みを続けていくとしている。

《ST》

 提供:フィスコ

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