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【材料】ソフトバンクGは一時11カ月ぶりの6000円大台割れ、需給悪で下値模索続く

SBG <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>が下げ止まらず、一時6000円大台を割り込む場面があった。同社株が5000円台をつけたのは昨年9月以来約11カ月ぶりとなる。きょうは全体相場に先物主導の買い戻しが入り、インデックス買いの浮揚力が働きやすい局面にありながら上値の重さが際立つ。引き続き米中摩擦や中国のネット企業への規制強化の動きが同社の業績に影響を与えるものとして懸念されている。また、直近では同社の傘下にある英半導体設計大手アームの米エヌビディア<NVDA>による買収の件で、英当局が懸念を表明したことが伝わっており、売却が思うように進まないとの思惑が悪材料視されている。株式需給面では信用買い残が1800万株まで膨れ上がっていることが、戻り売り圧力につながっている。

出所:MINKABU PRESS

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