【特集】「アウトドア」が8位に上昇、アウトドアの最盛期到来で人気も上昇<注目テーマ>
スノーピーク <日足> 「株探」多機能チャートより
1 海運
2 再生可能エネルギー
3 半導体製造装置
4 医療用ガス
5 水素
6 NFT
7 遠隔医療
8 アウトドア
9 半導体
10 脱炭素
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「アウトドア」が8位にランクしている。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、混雑を避けながら屋外で楽しめるゴルフやキャンプなどアウトドアの人気が高まっている。夏休みも終盤に差し掛かってきたが、猛暑下でのアウトドアでは熱中症の危険があることに加えて、今年は各地での長雨があり、アウトドアを楽しむにはこれからの季節がベストシーズンとの見方もある。
アウトドア人気はコロナ禍以前から盛り上がっていたが、ここに来てその人気が更に高まった感があり、業績にもそれが反映されている。キャンプ用品大手のスノーピーク<7816>が8月12日に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算は、売上高が前年同期比77.6%増と大幅増となったほか、スポーツ用品販売大手のゼビオホールディングス<8281>が8月6日に発表した第1四半期(4~6月)連結決算では売上高が前年同期比37.0%増となったが、アウトドア・その他が同25.5%増となった。また、スポーツ用品やゴルフ用品販売のヒマラヤ<7514>が6月28日に発表した第3四半期累計(20年9月~21年5月)連結決算も売上高は前年同期比15.0%増となったが、アウトドア用品が同34.0%増と牽引役となった。
アウトドア用品に対する需要増は当面続くことが予想され、関連企業には今後も追い風が吹くとみられている。前述した以外の銘柄の業績動向には注目が必要だろう。
出所:MINKABU PRESS