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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:GCA、イーガーディ、大塚商会

GCA <日足> 「株探」多機能チャートより
■GCA <2174>  1,351円  +300 円 (+28.5%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証1部 上昇率トップ
 GCA<2174>に投資マネーが集中している。東証は朝方の売買取引を一時停止していたが、午前9時41分から再開している。同社は独立系のM&A助言会社で、米国や欧州などクロスボーダー案件に強みを持っているが、米投資銀行のフーリハン・ローキー<HLI>が同社を買収する方向にあることが判明し、これがマーケットにサプライズを与えた。フーリハンは新型コロナウイルスの収束後に日本企業のM&A案件が増加するとの判断から、同社株を完全子会社化することでビジネスチャンスを獲得する狙いとみられる。現在の株価よりも3割程度のプレミアムをつけ、1株1380円でTOBを行う見通し。全株取得による買収額は600億円強に達する。これを受け同社株には買い注文が殺到している。

■イー・ガーディアン <6050>  3,190円  +433 円 (+15.7%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 イー・ガーディアン<6050>が急反騰。2日の取引終了後、21年9月期第3四半期累計(20年10月~21年6月)の決算を発表し、売上高は72億800万円(前年同期比26.1%増)、純利益は9億1700万円(同33.6%増)だった。また、未定としていた通期の配当予想を14円(前期10円)にすると発表しており、好決算と配当実施を好感した買いが入っている。SNSなどの投稿監視やカスタマーサポートなどを手掛ける主力事業において、コロナ禍においても成長を続ける動画領域に注力したことから売り上げが拡大し、全体業績を牽引した。なお、通期見通しについては売上高96億2100万円(前期比22.6%増)、純利益10億9600万円(同11.9%増)とする従来予想を据え置いた。あわせて、上限を10万株(発行済み株数の1.0%)、または3億5000万円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は8月3日から9月20日まで。

■昭電線HD <5805>  2,013円  +173 円 (+9.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 昭和電線ホールディングス<5805>が大幅高で4日続伸している。2日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高451億8400万円(前年同期比33.6%増)、営業利益25億6600万円(同4.1倍)、純利益17億1900万円(同4.3倍)と大幅増益となったことが好感されている。電装・コンポーネンツ事業で自動車向け高機能製品の需要が好調を維持したことに加えて、5G需要や中国向けなどで通信・産業用デバイス事業も好調だった。また、電力強靱化や老朽化更新向けなどに電力インフラ向け需要も堅調だった。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高1800億円(前期比11.3%増)、営業利益86億円(同13.3%増)、純利益68億円(同36.9%増)の従来見通しを据え置いている。

■乾汽船 <9308>  1,403円  +82 円 (+6.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 乾汽船<9308>が大幅続伸し年初来高値を更新、一時10%を超える上昇で1400円台半ばまで株価水準を切り上げる場面があった。新型コロナウイルス感染への警戒を背景とした世界的な巣ごもり消費拡大が、家電製品や家具などの需要を喚起しコンテナ船市況の高騰につながっている一方、鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数も約13年ぶりの高値水準で上昇基調を鮮明としている。同社は売上高の過半を占める外航海運で中小型のばら積み船を主力としており、この恩恵を享受する。また、同社の筆頭株主は“物言う株主”であるアルファレオHDで、これも株式需給面から株高思惑につながっている。

■アンビスHD <7071>  6,230円  +330 円 (+5.6%)  11:30現在
 アンビスホールディングス<7071>は大幅高で3日ぶりに反発している。2日の取引終了後、21年9月期の連結業績予想について、売上高を144億1700万円から149億6700万円(前期比63.1%増)へ、営業利益を26億1900万円から33億5000万円(同78.6%増)へ、純利益を18億5700万円から23億9400万円(同93.2%増)へ上方修正しており、これが好感されている。既存施設の稼働率が過去最高水準で推移していることに加えて、稼働率にあわせた人員管理を実施し人件費率が想定より低い水準となっていることが要因としている。

■バリュエンス <9270>  2,568円  +62 円 (+2.5%)  11:30現在
 バリュエンスホールディングス<9270>は3日ぶりに反発している。東京証券取引所が2日の取引終了後、同社株を3日付で貸借銘柄に選定すると発表。これを受けて、株式流動性の向上による売買活性化への期待から買いが入っているようだ。また、日本証券金融も3日約定分から同社株を貸借銘柄に追加している。

■日本工営 <1954>  3,115円  +75 円 (+2.5%)  11:30現在
 日本工営<1954>が続伸している。2日の取引終了後、集計中の21年6月期連結業績について、売上高が1166億円から1177億円(前の期比4.9%増)へ、営業利益が71億円から77億円(同67.8%増)へ、純利益が26億円から35億円(同28.4%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。主力のコンサルタント国内事業で好調な受注環境や生産性が向上したことに加えて、都市空間事業で英国での事業が順調に進捗したことが要因。また、その他の各事業でコスト抑制が進捗したことなども寄与した。なお、同社は21年6月期決算からIFRSを任意適用することにしており、同基準では売上高は1172億円から1178億円へ、営業利益は62億円から71億円へ、純利益は34億円から45億円へそれぞれ引き上げられている。

■荏原 <6361>  5,630円  +130 円 (+2.4%)  11:30現在
 荏原<6361>は続伸している。2日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、売上高が2660億円から2740億円(前年同期比11.6%増)へ、営業利益が185億円から250億円(同95.8%増)へ、純利益が120億円から165億円(同2.4倍)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好材料視されている。新型コロナウイルス感染症からの復旧などによる建築設備市場の持ち直しに加えて、コンプレッサ・タービン事業の収益性改善、半導体市場における需要拡大や案件ミックスなどが寄与した。

■長谷川香料 <4958>  2,691円  +51 円 (+1.9%)  11:30現在
 長谷川香料<4958>が続伸し新値追い。2日の取引終了後、21年9月期の連結業績予想について、売上高を537億円から547億円(前期比9.0%増)へ、営業利益を52億3000万円から60億7000万円(同13.3%増)へ、純利益を53億5000万円から59億5000万円(同16.9%増)へ上方修正し、あわせて22円を予定していた期末配当予想を28円に引き上げると発表したことが好感されている。中国子会社及び米国子会社の業績が想定を上回って推移していることが要因という。なお、第3四半期累計(20年10月~21年6月)決算は、売上高411億2300万円(前年同期比9.2%増)、営業利益52億8700万円(同21.9%増)、純利益51億700万円(同20.5%増)だった。

■AGC <5201>  4,880円  +55 円 (+1.1%)  11:30現在
 AGC<5201>は続伸している。2日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を1兆6500億円から1兆6700億円(前期比18.2%増)へ、営業利益を1600億円から1800億円(同2.4倍)へ、純利益を830億円から1170億円(同3.6倍)へ上方修正し、あわせて中間・期末各70円の年140円を予定していた配当予想を中間80円・期末130円の年210円に引き上げると発表したことが好感されている。足もとで建築用ガラスの出荷増及び販売価格の上昇が想定以上であることに加えて、東南アジアにおける塩化ビニル樹脂の販売価格が想定よりも高い水準で推移する見込みであることが要因。また、北米建築用ガラス事業の譲渡に伴い、約250億円の譲渡益をその他収益として計上する見込みであることなども寄与する。同時に発表した第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高8113億3200万円(前年同期比24.0%増)、営業利益952億800万円(同4.6倍)、純利益638億4300万円(同5.6倍)だった。

■ニッセイ <6271>  1,112円  +12 円 (+1.1%)  11:30現在
 ニッセイ<6271>は大幅高で続伸している。2日の取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を171億円から185億円(前期比19.0%増)へ、営業利益を6億円から9億円(同3.9倍)へ、純利益を4億7000万円から7億2000万円(同2.5倍)へ上方修正したことが好感されている。第1四半期において、国内外における設備投資需要の回復を背景に業績が好調に推移していることが要因。なお、同時に発表した第1四半期決算は、売上高48億1400万円(前年同期比34.6%増)、営業損益4億7900万円の黒字(前年同期3300万円の赤字)、最終損益3億6500万円の黒字(同1600万円の赤字)だった。

■EduLab <4427>  3,755円  -700 円 (-15.7%) ストップ安売り気配   11:30現在  東証1部 下落率2位
 EduLab<4427>はストップ安の3755円水準でウリ気配となっている。2日の取引終了後、8月6日に予定していた21年9月期第3四半期(20年10月~21年6月)の決算発表を延期すると発表したことが嫌気されている。同社及びその子会社である教育測定研究所と顧客との間の一部取引について、監査法人から経済合理性の調査を実施する必要があるとの指摘を受け、同社と利害関係を有しない弁護士及び公認会計士からなる特別調査委員会を設置し調査を行うことになったためという。なお、新たな決算発表予定日については、調査の進捗状況を確認しつつ、決定次第速やかに公表するとしている。

■大塚商会 <4768>  5,550円  -380 円 (-6.4%)  11:30現在  東証1部 下落率6位
 大塚商会<4768>が大幅反落している。2日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を8650億円から8810億円(前期比5.3%増)へ、営業利益を581億円から593億円(同5.3%増)へ、純利益を395億5000万円から415億円(同5.6%増)へ上方修正したが、営業利益で610億円前後を見込む市場予想に届かないことから、売られているようだ。企業のIT投資需要が堅調に推移し、上期業績が想定を上回ったことが要因としている。なお、第2四半期累計(1~6月)決算は、売上高4666億2500万円(前年同期比7.8%増)、営業利益332億4600万円(同9.7%増)、純利益236億5700万円(同13.8%増)だった。

■アサヒ <2502>  4,894円  -162 円 (-3.2%)  11:30現在
 アサヒグループホールディングス<2502>は反落している。2日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、営業利益が935億円から1094億円(前年同期比2.5倍)へ、純利益が595億円から793億円(同2.8倍)へ上振れて着地したようだと発表したが、材料出尽くし感から売られているようだ。酒類事業が予想を下回ったことから、売上高は1兆675億円から1兆335億円(同18.2%増)へ下振れたものの、オセアニアを中心とした国際事業や飲料事業が上回ったことに加えて、円安による押し上げ効果などがあり、営業利益は計画を上回ったという。また、イタリアにおいて世界的なパンデミックへの対応として採択された税制に基づき、法人所得税費用が減少したことなども寄与した。

■ティラド <7236>  3,400円  +500 円 (+17.2%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ティラド<7236>はストップ高カイ気配となっている。2日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高328億7400万円(前年同期比30.2%増)、営業損益22億3900万円の黒字(前年同期5億6700万円の赤字)と営業損益が黒字転換したことが好感されている。国内や欧州及び中国で増収(外貨ベース)となったことに加えて、米国でスクラップ費用や固定費の削減により営業損益が改善したことが要因。また、タイにおいて受注機種の売り上げ構成の変更に伴い利益率が改善したことも寄与した。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高1349億円(前期比19.3%増)、営業利益52億円(同4.1倍)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を60万株(発行済み株数の8.29%)、または15億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は21年8月3日から22年1月31日までで、株主への利益還元と資本効率の向上を図るためとしている。

■田中化学研究所 <4080>  1,044円  +150 円 (+16.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 田中化学研究所<4080>がカイ気配。2日の取引終了後、22年3月期第1四半期(4~6月)の決算を発表し、純利益は2億7200万円(前年同期3億6700万円の赤字)だった。通期は最終赤字を見込んでいるが、第1四半期時点で黒字に浮上したことから、これを好感した買いが入っているようだ。 売上高も97億4900万円(同41億6600万円)と好調だった。足もと車載用途を中心に販売が増加基調で推移しているほか、同社製品の主原料であるニッケルやコバルトの国際相場が上昇基調で推移していることが業績の押し上げ要因となった。なお、通期見通しについては売上高330億円(前期227億5400万円)、最終損益9億円の赤字(同4億1400万円の赤字)とする従来予想を据え置いた。

●ストップ高銘柄
 不二硝子 <5212>  2,026円  +400 円 (+24.6%) ストップ高   11:30現在
 京極運輸商事 <9073>  1,752円  +300 円 (+20.7%) ストップ高   11:30現在
 グローバルウェイ <3936>  4,505円  +700 円 (+18.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、6銘柄 
 

●ストップ安銘柄
 WT天然ガス <1689>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   11:30現在
 など、2銘柄

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