【材料】マイクロソフトは好決算もアジュール鈍化への懸念広がる=ダウ採用銘柄
マイクロソフト<MSFT>は横ばい。前日引け後に4-6月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。10四半期連続で予想を上回っている。全体的には好決算だったものの、株価は冴えない反応をしている。クラウドコンピューティング事業「アジュール」の成長鈍化への懸念が広がった。アジュールの売上高は51%増加したものの、為替変動要因も大きかったことから、市場では失望感が広がった模様。そうした押し上げ効果を除くと45%増と、売り上げ鈍化が示されている。
アナリストからは「アジュールの減速により、順調な日々は終わり、アマゾンのように大きくなることはないと懸念されている」との声も出ている。
一方、Xboxの売上高は2倍超に拡大したものの、世界的な半導体不足が制約となり、サーフェスの売上高は20%減少した。同社は半導体などの部品不足の影響は7月からの新年度も続くと予想している。
(4-6月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.17ドル(予想:1.92ドル)
・売上高:461.5億ドル(予想:442.6億ドル)
プロダクティビティー&ビジネスプロセス:146.9億ドル(予想:139.7億ドル)
インテリジェント・クラウド:173.8億ドル(予想:164.3億ドル)
モア・パーソナル:140.9億ドル(予想:138.7億ドル)
・営業利益:191億ドル(予想:173.2億ドル)
・設備投資:64.5億ドル(予想:53.9億ドル)
(NY時間09:53)
マイクロソフト<MSFT> 286.70(+0.16 +0.05%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
アナリストからは「アジュールの減速により、順調な日々は終わり、アマゾンのように大きくなることはないと懸念されている」との声も出ている。
一方、Xboxの売上高は2倍超に拡大したものの、世界的な半導体不足が制約となり、サーフェスの売上高は20%減少した。同社は半導体などの部品不足の影響は7月からの新年度も続くと予想している。
(4-6月・第4四半期)
・1株利益(調整後):2.17ドル(予想:1.92ドル)
・売上高:461.5億ドル(予想:442.6億ドル)
プロダクティビティー&ビジネスプロセス:146.9億ドル(予想:139.7億ドル)
インテリジェント・クラウド:173.8億ドル(予想:164.3億ドル)
モア・パーソナル:140.9億ドル(予想:138.7億ドル)
・営業利益:191億ドル(予想:173.2億ドル)
・設備投資:64.5億ドル(予想:53.9億ドル)
(NY時間09:53)
マイクロソフト<MSFT> 286.70(+0.16 +0.05%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美