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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):スマレジ、ベクトル、ソフトバンクG

スマレジ <日足> 「株探」多機能チャートより
■スマレジ <4431>  7,570円  +150 円 (+2.0%)  本日終値
 スマレジ<4431>は続伸し上場来高値を更新した。20日の取引終了後、同社が展開するクラウド勤怠管理システム「スマレジ・タイムカード」の登録事業所数が、10万事業所を突破したと発表。スマートフォンや各種パソコンに対応する 「スマレジ・タイムカード」は、同社が14年1月から提供する給与計算、休暇管理、日報などに対応する勤怠管理サービス。飲食店やアパレルのほか、在宅勤務のスタッフの勤怠管理需要も捉え、店舗運営を行っていない業種の導入も増えているという。

■コネクシオ <9422>  1,568円  +26 円 (+1.7%)  本日終値
 コネクシオ<9422>が6日ぶりに反発。20日の取引終了後、総務省の「利用者向けデジタル活用支援推進事業(地域連携型)」を受託したと発表。同事業は、デジタル格差を解消するため、地方公共団体と連携して、公民館といった公共的な場所で「スマホ講習会」などを実施するというもの。同社は14年に「スマホ教室」を開始以来、全国の運営キャリア認定ショップで教室を展開するほか、「出張スマホ教室」を多数実施しており、そうした活動実績が認められたとしている。

■ベクトル <6058>  1,041円  +17 円 (+1.7%)  本日終値
 ベクトル<6058>が3日ぶり反発。20日の取引終了後、子会社Liver Bank(ライバーバンク)がSun Asterisk<4053>とクリエーター・エコノミー領域におけるプロダクト開発強化に向けて資本・業務提携したと発表。サンアスタとライバーバンクは昨年12月に業務提携しており、今回の資本・業務提携によりファンコミュニティーシステムの開発や導入促進を強化するほか、ライバーバンクが推進するクリエーター支援に関する事業構想に、サンアスタの実績や開発アセットを組み合わせることでさまざまなサービスソリューションの提供を目指す。

■三菱食品 <7451>  2,840円  +42 円 (+1.5%)  本日終値
 三菱食品<7451>は続伸。20日の取引終了後、8月31日付で1458万8290株(発行済み株数の25.10%)の自社株を消却すると発表。なお、消却後の発行済み株数は4353万7200株となる予定。

■ソフトバンクグループ <9984>  7,261円  +34 円 (+0.5%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が6日ぶり反発。株価は5月中旬に1万円大台近辺でのもみ合いを大きく下放れる展開となり、その後は反騰らしい反騰もないままに下値を切り下げる軟調展開を強いられた。当初はMSCIの指数イベントに絡む一過性の売り圧力との見方も強かったが、これを通過した後も散発的に悪材料が表面化し売りが止まらない状況に陥った。下落局面で値ごろ感に着目した個人投資家が買い向かい、膨れ上がった信用買い残も株式需給面での重荷となっている。きょうは、前日の米国株市場で主要株指数が揃って上昇し、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も6日ぶり反発となったことを受け、米ハイテク株に積極投資するソフトバンクGにとっても買い手掛かり材料となった。ただ、信用買い残は直近データでやや減少(前週比)したとはいえ1800万株弱と依然高水準であり、需給悪を警戒した戻り売りで上値の重い展開を強いられている。

■三菱UFJ <8306>  571円  +2.6 円 (+0.5%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>のメガバンク3社が揃って上値指向に転じている。前日の米国株市場では景気のピークアウトに対する過度な警戒感が薄らぎ、景気敏感株に幅広く買いが集まった。景気のバロメーターである米長期金利も終値ベースで5日ぶりに上昇して1.2%台を回復、大手金融セクターには買い安心材料となった。ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やバンク・オブ・アメリカ<BAC>は2%超の上昇をみせたが、この流れが東京市場にも波及している。また、国内での新型コロナウイルスの感染拡大を警戒する動きは高まっているものの、日経平均は前日まで5日続落とやや弱気の地合いに傾き過ぎたきらいもあり、きょうはその反動から内需系主力である銀行株は押し目買い対象として投資家の視線を集めている。

■AGC <5201>  4,590円  +20 円 (+0.4%)  本日終値
 AGC<5201>が3日ぶりに反発。きょう付けの日本経済新聞朝刊で「1~6月期の連結営業利益(国際会計基準)が900億円前後と、前年同期の4.4倍となったことがわかった」と報じられており、会社側の従来予想を50億円上回ったとの観測が好材料されたようだ。記事によると、東南アジアでの活発なインフラ整備を背景に、上下水道管や電線の被覆などに使う塩ビ樹脂の販売が伸びたという。また、医薬品の製造開発受託も好調だったとしている。なお、決算発表は8月2日を予定している。

■リファバスG <7375>  1,412円  +300 円 (+27.0%) ストップ高   本日終値
 リファインバースグループ<7375>はストップ高。きょう午後1時ごろ、子会社リファインバースが三菱ケミカル(東京都千代田区)と、三菱ケミカルが手掛けるプラスチック油化事業への原料プラスチック供給について基本合意書を締結したと発表。プラスチック油化事業は廃プラスチックのリサイクルを行う事業で、「ケミカルリサイクル」と呼ばれる手法で廃プラスチックを油化し、新たな化学製品やプラスチックの原料として活用している。同社では、原料プラスチックの製造・供給は2023年に開始する予定としている。

■明豊エンタープライズ <8927>  249円  +50 円 (+25.1%) ストップ高   本日終値
 明豊エンタープライズ<8927>はストップ高。20日の取引終了後、21年7月期の連結業績予想について、営業利益を5億9000万円から9億5000万円(前期比72.4%増)へ、純利益を3億2000万円から7億4000万円(同2.4倍)へ上方修正し、あわせて5円を予定していた期末一括配当を8円に引き上げると発表。売上高は106億円から101億8000万円(同2.8%増)へやや下振れたものの、主要ブランド「MIJAS(ミハス)」「ELFARO(エルファーロ)」などの投資用不動産の販売案件がいずれも安定した利益率・利益額を確保できたことが貢献した。また、新型コロナウイルス感染予防対策のための対面営業や展示会・セミナーの中止・縮小により広告宣伝費が圧縮されたことや、新型コロナに関する政府からの助成金などを営業外収益として計上したことなども寄与した。

■巴川製紙所 <3878>  956円  +150 円 (+18.6%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 巴川製紙所<3878>がストップ高。午後2時ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を320億円から330億円(前期比7.3%増)へ、営業利益を6億円から12億円(前期1500万円の赤字)へ、純利益を5億円から10億円(同11億5200万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。第1四半期(4~6月)に前期第4四半期(1~3月)の好調が継続したことに加えて、第2四半期を中心に計画外だった今期モデルのスマートフォン向け光学フィルム関連の受注を獲得したことが寄与する。また、上期中は為替相場が期初計画よりも円安に推移すると予想していることも要因としている。

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