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【材料】三洋化成工業---京都大学と共同開発の新規治療材料 企業治験を開始

三洋化 <日足> 「株探」多機能チャートより

三洋化成工業<4471>は9日、京都大学と共同開発を行っている新規治療材料シルクエラスチン(R)スポンジの有効性の確認を目的とした企業治験を7月より開始することを発表。
開発した新規治療材料は、人工タンパク質シルクエラスチン(R)で作製されたもので、これまでに感染しやすい慢性創傷に対して、動物実験等での有効性と、京都大学医学部附属病院で実施した医師主導治験での安全性を確認。今回、同社、京都大学および広陵化学工業とともに、国内5医療機関にて企業治験を実施する。
今回の企業治験で創傷治癒材としての有効性を確認し、本治験データをもとに2022年度に日本初の遺伝子組み換え技術を用いた医療機器として薬事承認申請を実施、2023年度には医療機器として国内上市を目指す。

《ST》

 提供:フィスコ

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