【材料】アダストリア---大幅反発、第1四半期は堅調スタートで評価する動きが優勢に
アダストリア <日足> 「株探」多機能チャートより
アダストリア<2685>は朝安後に切り返して大幅反発となっている。前日に22年2月期第1四半期決算を発表。営業損益は6.24億円の黒字で、前年同期比54億円程の損益改善となった。ただ、市場予想の20億円は下振れている。前年に比べて店舗の営業環境が改善したことで、店舗売上が大きく回復。また、EC販売も堅調を維持し、海外では新型コロナ感染の影響が小さかった中国を筆頭に香港、台湾で増収増益を確保。在庫コントロールと値引き販売の抑制で粗利率も大幅に改善したほか、前年比の反動で増えた販管費も増収効果でカバーし販管費率を低減。総じて良好な内容としてポジティブに捉える動きが徐々に優勢に。
《YN》
提供:フィスコ