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【特集】萩原電気HD Research Memo(6):積極的な拡販活動により2ケタ増収予想も、利益面では堅めの予想


■今後の見通し

● 2022年3月期の業績見通し
萩原電気ホールディングス<7467>の2022年3月期の連結業績については、売上高で150,000百万円(前期比17.3%増)、営業利益で3,600百万円(同3.8%増)、経常利益で3,580百万円(同0.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益で2,320百万円(同0.2%増)を見込んでいる。

前期からは回復する見込みであるが、コロナ禍の影響により依然として先行き不透明な状況が続くと予想されること、主要顧客の設備投資や情報化投資の回復に期待がかかる一方で半導体や原材料の世界的な供給不足をリスク要因として抱えていることなどから、慎重な予想となっている。ただし、売上高が予想を達成できれば、利益は予想を上回る可能性は高いと思われる。なお、セグメント別の売上高予想は開示されていないが、デバイス事業の伸び率が高くなる見込みのようだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

《NB》

 提供:フィスコ

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