【注目】★本日の【イチオシ決算】 ウシオ電、ピックルス、KTK (6月29日)
ウシオ電 <日足> 「株探」多機能チャートより
1)本日(6月29日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【ウシオ電機 <6925> 】 ★今期経常を75%上方修正
◆22年3月期の連結経常利益を従来予想の60億円→105億円に75.0%上方修正。増益率が76.1%増→3.1倍に拡大する見通しとなった。新型コロナウイルスワクチン接種の普及で欧米を中心に映画館の営業再開や稼働率の回復が早まり、シネマ用ランプの販売が伸びることが寄与。巣ごもり需要の継続によるモバイルやモニター向け液晶パネルの好調に加え、半導体供給不足の解消を急ぐ動きが高まり、リプレイスランプ需要が想定を大きく上回ることも上振れの要因となる。
●サプライズな決算発表・業績修正
ピックルス <2925> ★3-5月期(1Q)経常は45%増益で着地
◆22年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比45.3%増の13.6億円に拡大して着地。外出自粛に伴う巣ごもり需要の継続や健康志向の高まりを背景に、キムチ製品などの販売が伸びたことが寄与。天候が比較的順調に推移し、原料価格が安定したことも大幅増益につながった。
上期計画の19億円に対する進捗率は71.6%に達しており、業績上振れが期待される。
KTK <3035> [JQ] ★9-5月期(3Q累計)経常は39%増益・通期計画を超過
◆21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比38.9%増の4億6100万円に拡大して着地。利益率の高いネットワーク機器やセキュリティ機器といったITソリューション商品、除菌消臭液や飛沫防止パネル、空気清浄機などの環境・衛生商品の販売が好調だったことが寄与。
通期計画の3億5200万円をすでに31.0%も上回っており、業績上振れが期待される。
2)6月30日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■引け後発表
◆本決算:
<7068> フィード [東M]
◆第1四半期決算:
<1712> ダイセキS
<2186> ソーバル [JQ]
<2685> アダストリア
<3919> パイプドHD
<7049> 識学 [東M]
<8011> 三陽商
<8166> タカキュー
<9793> ダイセキ
<9843> ニトリHD ★
◆第2四半期決算:
<2975> スターマイカ
<3089> Tアルファ [JQ]
<3244> サムティ
<9972> アルテック
◆第3四半期決算:
<6196> ストライク
<6264> マルマエ
合計16社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
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