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【通貨】来週の為替相場見通し=米6月雇用統計など注目

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、米雇用統計を中心とする経済指標が注目されそうだ。予想レンジは1ドル=110円20~111円50銭。

 今週は、一時1年3カ月ぶりに111円台に乗せるドル高・円安が進行した。来週は重要経済指標が目白押しであり、その結果が注目される。特に、週末7月2日の米6月雇用統計が最大のポイントだが、6月30日の中国6月製造業PMI、米6月ADP雇用統計、翌1日の米6月ISM製造業景況感指数などは高い関心を集めそうだ。国内では1日には6月日銀短観も発表される。今晩発表の米5月個人消費支出(PCEデフレーター)の結果にも左右されるが、来週はドルが111円台に定着することができるかが焦点となりそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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