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【市況】パウエル証言にダウ平均はやや上げ幅拡大の反応=米国株速報

NY株式22日(NY時間15:05)
ダウ平均   33980.06(+103.09 +0.30%)
ナスダック   14234.80(+93.32 +0.66%)
CME日経平均先物 28815(大証終比:+65 +0.23%)

 パウエルFRB議長の米下院での議会証言で質疑応答が先ほどから伝わっているが、株式市場の反応は冷静でダウ平均はやや上げ幅を広げている。議長は質疑応答で「FRBは予防的に利上げすることはない。不平等を緩和させるためのFRBの最善策は雇用に焦点を当ててること。インフレに影響している要因は時間の経過と伴に低下する」などと慎重な口調で述べており、米株式市場には安心感が広がっているようだ。

パウエル議長(質疑応答)
・FRBは予防的に利上げすることはない。
・不平等を緩和させるためのFRBの最善策は雇用に焦点を当てること。
・インフレに影響している要因は時間の経過と伴に低下する。
・インフレ上昇の大部分はセクターの活動再開から来ている。
・経済再開のインフレへの影響は予想よりも大きい。
・労働者供給、雇用創出は今年も順調に進むと見込む。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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