JAL <日足> 「株探」多機能チャートより
日本航空<
9201>、ANAホールディングス<
9202>がいずれも買い優勢の展開となっており、東証1部33業種中で空運は業種別値上がり率トップとなっている。国内では新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が依然強く、米国が日本への渡航禁止を勧告したほか、緊急事態宣言が延長される可能性も高まっている。しかし一方で、政府主導で大規模なワクチン接種施設が動き始めていることから、新型コロナウイルスの収束に向けた流れを株式市場は織り込み始めた。空運セクターはコロナ禍で最もダメージを受けた業種といってもよく、ワクチン普及に向けた環境の変化で買い戻しを誘発している。
出所:
MINKABU PRESS