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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 大有機、三桜工、アスカネット (21日大引け後 発表分)

大有機 <日足> 「株探」多機能チャートより

 21日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 大有機 <4187>   ★今期経常を26%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額
 ◆21年11月期の連結経常利益を従来予想の48.4億円→61億円に25.9%上方修正。増益率が5.1%増→32.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。自動車塗料用や光学材料向け粘着剤用を中心に化成品事業の販売が回復したことに加え、半導体材料や表示材料などの電子材料事業の需要が好調に推移していることが要因。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の48円→50円(前期は46円)に増額修正した。

 アルバイトT <2341> [JQ]  ★非開示だった今期経常は黒字浮上、2期ぶり復配へ
 ◆非開示だった22年2月期の連結経常損益は1400万円の黒字(前期は5億1800万円の赤字)に浮上する見通しとなった。今期は定額課金型の採用管理システム「ワガシャ de DOMO」が新たなオプションの投入や拡販で売り上げが急増するほか、雇用環境の回復を背景に求人広告メディアも伸びる。また、紙媒体の流通コスト削減や販管費の減少も黒字化につながる。
  併せて、従来未定としていた期末一括配当を3円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。

 アスカネット <2438> [東証M]  ★前期経常を32%上方修正
 ◆21年4月期の経常利益(非連結)を従来予想の2.5億円→3.3億円に32.0%上方修正。減益率が64.8%減→53.5%減に縮小する見通しとなった。パーソナルパブリッシングサービス事業の売り上げ増加に加え、生産効率が上昇したことが寄与。費用削減や効率的な営業活動が奏功し、採算が改善したことも利益を押し上げた。

 NITTOK <6145> [JQ]  ★今期配当を10円増額修正
 ◆22年3月期の年間配当を従来計画の30円→40円(前期は30円)に大幅増額修正した。普通配当30円に創立50周年記念配当10円を上積みする。

 三桜工 <6584>   ★未定だった今期配当は10円増配
 ◆従来未定としていた22年3月期の年間配当は25円(前年同期は15円)実施する方針とした。今期の業績動向や財務状況などを踏まえ、株主への利益還元を増やす。今期最終利益は前期比15.7%増の42億円を見込む。

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