【材料】大有機が21年11月期業績及び配当予想を上方修正

自動車塗料用や光学材料向け粘着剤用を中心に化成品事業の販売が回復していることに加えて、半導体材料や表示材料などの電子材料事業の需要が好調に推移していることが要因としている。
また、業績予想の修正に伴い中間・期末各24円の年48円を予定していた配当予想を各25円の年50円に引き上げると発表した。前期実績に対しては4円の増配になる予定だ。
同時に、金沢工場(石川県白山市)に約45億円を投じて半導体関連材料の新規設備を建設すると発表した。フォトレジストの需要増加に対応するためで、22年1月に着工し、23年4月の操業開始を予定している。
出所:MINKABU PRESS