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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 NT倍率は先物中心限月で一時14.74倍まで低下


 日経225先物は11時30分時点、前日30円高の2万8000円(+0.10%)前後で推移。寄り付きは2万7840円と、シカゴ先物清算値(2万7935円)を下回って始まり、現物の寄り付き直後には2万7780円まで下落幅を広げた。しかし、売り一巡後は買い戻しの動きからプラスに転じ、前場半ばには一時2万8170円まで上昇幅を拡大。その後は2万8000円を中心とした2万7950円~2万8050円辺りでのレンジで推移している。

 朝方は売りが先行したものの、寄り付き後早い段階で買い戻しに向かっている。ファーストリテイリング <9983> の下落が重荷となる一方で、米国での半導体株物色の動きを受けた東京エレクトロン <8035> 、アドバンテスト <6857> の上昇が下支えている。東証1部の値上がり数が7割を超えるなか、TOPIX型優位の状況であり、NT倍率は先物中心限月で一時14.74倍まで低下している。日経平均株価は2万8000円を挟んだ底堅さを見せているが、ファーストリテイリングの動向を見極めつつ、NTショートによるスプレッド対応は継続。

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