【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … アンジェス、ワークマン、ＨＣＨ　(5月10日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の5月7日から10日の決算発表を経て11日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　Ｔホライゾン <6629>
　21年3月期の連結経常利益は前の期比83.0％増の25.3億円に拡大し、22年3月期も前期比14.5％増の29億円に伸びを見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.2　芝浦電子 <6957>
　21年3月期の連結経常利益は前の期比32.2％増の31.6億円に拡大し、従来予想の26.6億円を上回って着地。

★No.4　ソフトＭＡＸ <3671>
　21年12月期第1四半期(1-3月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.5倍の3億円に急拡大し、1-6月期(上期)計画の1.6億円に対する進捗率が185.2％とすでに上回り、さらに5年平均の93.6％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6629> Ｔホライゾン 　ＪＱ 　 +22.30 　　5/10　本決算　　　 14.49
<6957> 芝浦電子 　　　ＪＱ 　 +21.26 　　5/10　本決算　　　 28.08
<1728> ミサワ中国 　　ＪＱ 　 +20.30 　　5/10　本決算　　　-18.47
<3671> ソフトＭＡＸ 　東Ｍ 　 +13.86 　　5/10　　　1Q　　　152.10
<6787> メイコー 　　　ＪＱ 　 +12.03 　　5/10　本決算　　　 52.71

<7320> リビング保証 　東Ｍ 　 +10.24 　　5/10　　　3Q　　　 76.03
<6230> ＳＡＮＥＩ 　　東２　　 +7.93 　　5/10　本決算　　　　2.32
<7638> ＮＥＷＡＲＴ 　ＪＱ　　 +5.76 　　5/10　本決算　　　 20.13
<3386> コスモバイオ 　ＪＱ　　 +3.14 　　5/10　　　1Q　　　 50.42
<7361> ＨＣＨ 　　　　東Ｍ　　 +3.11 　　5/10　　上期　　　　　－

<7564> ワークマン 　　ＪＱ　　 +3.04 　　5/10　本決算　　　　7.05
<7021> ニッチツ 　　　東２　　 +2.06 　　5/10　本決算　　　-46.08
<4563> アンジェス 　　東Ｍ　　 +1.96 　　5/10　　　1Q　　　　赤拡
<6137> 小池工 　　　　東２　　 +1.49 　　5/10　本決算　　　 28.21
<3143> オーウイル 　　東２　　 +1.37 　　5/10　本決算　　　 16.15

<2782> セリア 　　　　ＪＱ　　 +1.37 　　5/10　本決算　　　　3.01
<4624> イサム 　　　　東２　　 +1.34 　　5/10　本決算　　　 -4.42
<6542> ＦＣＨＤ 　　　ＪＱ　　 +0.64 　　5/10　　　3Q　　　117.31
<9377> ＡＧＰ 　　　　ＪＱ　　 +0.55 　　5/10　本決算　　　　赤拡
<4748> 構造計画 　　　ＪＱ　　 +0.47 　　5/10　　　3Q　　　 63.42

<4705> クリップ 　　　ＪＱ　　 +0.36 　　5/10　本決算　　　 26.98
<2987> タスキ 　　　　東Ｍ　　 +0.09 　　5/10　　上期　　　　　－

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース