【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … メルカリ、セキド、ＧＭＯ－ＦＨ　(4月30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月28日から4月30日の決算発表を経て5月6日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　セキド <9878>
　21年3月期の最終損益(非連結)は1.1億円の黒字(前の期は5.7億円の赤字)に浮上し、22年3月期の同利益は前期比0.9％増の1.1億円とほぼ横ばい見通しとなった。

★No.2　Ｇダイニング <7625>
　21年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は1.9億円の黒字(前年同期は3.2億円の赤字)に浮上して着地した。

★No.3　アズーム <3496>
　21年9月期第2四半期累計(20年10月-21年3月)の連結経常利益は前年同期比5.7倍の2.5億円に急拡大し、従来予想の1.8億円を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9878> セキド 　　　　東２ 　 +20.45 　　4/30　本決算　　　　0.00
<7625> Ｇダイニング 　東２ 　 +17.97 　　4/30　　　1Q　　　　黒転
<3496> アズーム 　　　東Ｍ 　 +14.20 　　4/30　　上期　　　472.73
<3997> Ｔワークス 　　ＪＱ　　 +5.34 　　4/30　　　1Q　　　　黒転
<7177> ＧＭＯ－ＦＨ 　ＪＱ　　 +4.61 　　4/30　　　1Q　　　 65.52

<5280> ヨシコン 　　　ＪＱ　　 +4.44 　　4/30　本決算　　　　3.26
<9761> 東海リース 　　東２　　 +4.21 　　4/30　本決算　　　 -9.97
<6870> フェンオール 　東２　　 +3.72 　　4/30　　　1Q　　　 38.27
<7412> アトム 　　　　東２　　 +3.63 　　4/30　本決算　　　　黒転
<9687> ＫＳＫ 　　　　ＪＱ　　 +2.41 　　4/30　本決算　　　 -7.69

<3326> ランシステム 　ＪＱ　　 +2.38 　　4/30　　　3Q　　　　赤転
<9206> ＳＦＪ 　　　　東２　　 +2.29 　　4/30　本決算　　　　　－
<6467> ニチダイ 　　　ＪＱ　　 +2.15 　　4/30　本決算　　　　黒転
<5386> 鶴弥 　　　　　東２　　 +1.98 　　4/30　本決算　　　-35.03
<9307> 杉村倉 　　　　東２　　 +1.51 　　4/30　本決算　　　-11.55

<7992> セーラー 　　　東２　　 +1.46 　　4/30　　　1Q　　　-36.67
<7500> 西川計測 　　　ＪＱ　　 +1.38 　　4/30　　　3Q　　　 -2.54
<2481> タウンＮ 　　　ＪＱ　　 +1.21 　　4/30　　　3Q　　　-12.31
<4385> メルカリ 　　　東Ｍ　　 +1.10 　　4/30　　　3Q　　　　黒転
<6837> 京写 　　　　　ＪＱ　　 +0.63 　　4/30　本決算　　　 88.68

<9950> ハチバン 　　　ＪＱ　　 +0.47 　　4/30　本決算　　　　黒転
<9799> 旭情報 　　　　東２　　 +0.08 　　4/30　本決算　　　　1.62

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5月6日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース