【市況】東京株式(寄り付き)=売り先行で始まる、模様眺めムード強い
日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
全般は様子見ムードが強く、売り買いともに一方向に傾きにくい状況にある。国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることは警戒材料となるが、一方で外国為替市場では大きく円安方向に振れていることがハイテクなど輸出セクターにプラスとなる。前日の米国株市場は主要株指数が小幅の値動きとなり、NYダウは小幅反発したもののナスダック総合指数はマイナス圏で引けていることから手掛かり材料に乏しい。きょうのFOMCの結果とパウエルFRB議長の記者会見を見極めたいとの思惑もあり、東京市場でも日経平均は狭いゾーンでの値動きが予想される。
出所:MINKABU PRESS