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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 4月11日版

日経平均は火曜日までに3万0714円を突破できるかが年間強気シナリオのカギに
1.日経平均の5月までの上値目標値は3万3120円を大きく上回る地点
 筆者は現時点でも、まだ本年の 日経平均株価が1年を通じて上昇の流れを作り、3万8000円を目指す可能性があると考えています。
 その道筋は以前より紹介している通り、5月上旬頃までの期間で3万3000円程度か、それ以上へ上昇した後、6~9月、10月の期間で保ち合いを経過して、9月以降、または10月以降、年末へ向けた上昇の流れへ入り、一気に3万8000円を目指すというものです。
 ただ、4月11日までの値動きを経過して見えてきた(そうなると推測できる)ことがあります。それは、5月上旬頃までの期間に到達しなければいけない値位置と、今後の上げ方です。
 これまで5月上旬頃までの上値の目安を3万3000円と想定してきた理由は、年間の変動幅の目安が基準になっていました。
 強気パターンの年(年初よりも年末の値位置が高い年)になる場合、年間の変動幅の大部分を年の前半か、後半のどちらかで取りに行くことが多くなっています。
 一定の流れができる場合の年間の変動幅の目安は、4000円、5000円幅が挙げられます。本年は年の前半に上昇する可能性が大きかったため、目安になる年間の変動幅分を5月頃までに消化すると想定し、3万2000円、3万3000円を上値の目安と見ていました。3万3000円という目標値は、かなりあいまいなものでした。
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