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【市況】7日の米国市場ダイジェスト:NYダウ16ドル高、金融・財政刺激策が下支え

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

■NY株式:NYダウ16ドル高、金融・財政刺激策が下支え

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は16.02ドル高の33446.26ドル、ナスダックは9.54ポイント安の13688.84で取引を終了した。バイデン大統領の米国雇用計画を巡る演説を控え、回復期待に寄り付き後、上昇した。ただ、高値付近からは利益確定売りも根強く、上値を抑制。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した3月分の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、早期の緩和策縮小観測が後退したことが下支えとなりダウは小幅高で引けた。セクタ?別では、小売りやメディア・娯楽が上昇、自動車・自動車部品が下げた。

クルーズ船運営のカーニバル(CCL)は1-3月期決算で、前10-12月期に比べ予約が90%増加したことを明らかにしたことや、7月末までに営業再開が可能との期待に、上昇。オンライン決済のスクエア(SQ)、オンライン小売りのアマゾン(AMZN)やITのマイクロソフト(MSFT)は、アナリストによる目標株価、投資判断引き上げでそれぞれ上昇した。一方、電動自動車メーカーのテスラ(TSLA)は新型モデルS、モデルXの納入遅延が明らかになり、下落。

会員制小売りのコストコ(COST)は引け後に発表した3月既存店売上高が16%増と、予想の12.3%増を上回り、時間外取引で上昇している。

Horiko Capital Management LLC



■NY為替:ドルは下げ渋り、FOMC議事要旨は想定内

7日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円94銭から109円60銭まで下落して109円79銭で引けた。米2月貿易赤字が過去最大となり、米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の議事要旨(3月16-17日分)はハト派的な方針を示すとの思惑でドル売りが優勢となった。議事要旨は想定の範囲内であり、ドルは戻りの鈍い展開となった。

ユーロ・ドルは1.1915ドルまで上昇後、1.1861ドルへ反落し1.1872ドルで引けた。オランダ中央銀行総裁が、ユーロ圏経済が予想通りに展開した場合、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)を7-9月期から段階的に縮小する可能性を示唆し、ユーロ買いが継続。その後、欧州中央銀行(ECB)のレーン理事が「緩和策を維持していく」と表明したため、ユーロ売りが再燃した。ユーロ・円は130円69銭まで上昇後、130円28銭まで下落。ポンド・ドルは1.3814ドルから1.3725ドルまで下落。ドル・スイスは9268フランまで下落後、0.9303フランまで戻した。



■NY原油:強含みで59.77ドル、在庫減少を想定した買いが入る

NY原油先物5月限は、強含み(NYMEX原油5月限終値:59.77 ↑0.44)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比+0.44ドルの59.77ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは58.12ドル-60.04ドル。原油在庫減少の思惑などで60.04ドルまで買われたが、米ドル安が一服していることや、米長期金利の下げ渋りを意識して上げ幅は縮小。通常取引終了後の時間外取引では主に59ドル台後半で推移している。



■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 40.05ドル +0.36ドル(+0.91%)
モルガン・スタンレー(MS) 79.04ドル -0.05ドル(-0.06%)
ゴールドマン・サックス(GS)326.55ドル -0.51ドル(-0.16%)
インテル(INTC) 66.25ドル +0.69ドル(+1.05%)
アップル(AAPL) 127.90ドル +1.69ドル(+1.34%)
アルファベット(GOOG) 2249.68ドル +24.93ドル(+1.12%)
フェイスブック(FB) 313.09ドル +6.83ドル(+2.23%)
キャタピラー(CAT) 230.41ドル -0.23ドル(-0.10%)
アルコア(AA) 31.52ドル +0.21ドル(+0.67%)
ウォルマート(WMT) 139.80ドル -0.30ドル(-0.21%)
《ST》

 提供:フィスコ

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