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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ひとまず2万9500円水準で下げ渋る


 日経225先物は11時30分時点、前日比10円安の2万9690円(-0.03%)前後で推移している。寄り付きは2万9720円とシカゴ先物清算値(2万9680円)を上回り、小幅に反発して始まった。前日の大幅な下げに対する反動もあり、寄り付き直後には2万9870円まで上昇幅を広げた。しかし、買い一巡後は前日の終値を挟んで不安定な相場状況となり、前場半ばには一時2万9520円まで軟化する場面も見られた。その後、前引けにかけては変わらずの水準まで戻している。 

 日経225先物はひとまず2万9500円水準で下げ渋る形となった。5日移動平均線は2万9760円辺りに位置しており、この水準を上回って終えることができるか注目されよう。

 NT倍率は先物中心限月で15.14倍に低下しており、75日線に上値を抑えられる形状。東証1部の騰落銘柄数は値上がり数が全体の7割を占めており、TOPIX型優位の状況である。ただし、指数寄与度の大きいソフトバンクグループ <9984> 、TDK <6762> 、アドバンテスト <6857> などが堅調であることから、物色のシフトというよりもリバランスの範囲内であろう。

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