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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 ティーライフ、アイル、重松製 (5日大引け後 発表分)

ティーライフ <日足> 「株探」多機能チャートより

 5日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ティーライフ <3172>   ★今期経常を最高益に34%上方修正、配当も14円増額
 ◆21年7月期上期(20年8月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比64.8%増の4.6億円に拡大して着地。小売事業で巣ごもり需要に対応した商品がECモールで販売好調だったうえ、広告宣伝費を抑制したことが寄与。賃貸稼働率の向上や他社出荷業務の受託量増加でプロパティ事業の収益が大きく伸びたことも大幅増益に貢献した
  併せて、通期の同利益を従来予想の5.3億円→7億円に33.8%上方修正。増益率が1.0%増→35.0%増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→44円(前期は30円)に大幅増額修正した。

 アイル <3854>   ★今期経常を33%上方修正、配当も3円増額
 ◆21年7月期の連結経常利益を従来予想の12.2億円→16.2億円に32.7%上方修正。減益率が28.5%減→5.1%減に縮小する見通しとなった。新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響が想定より限定的なことに加え、テレワークの推進などによる業務効率化も寄与し、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。
  併せて、今期の年間配当を従来計画の12円→15円(前期は15円)に増額修正した。

 ハイレックス <7279> [東証2]  ★11-1月期(1Q)経常は42%増益で着地
 ◆21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比42.1%増の27.7億円に拡大して着地。自動車生産台数が回復した中国で販売が伸びたことが寄与。国内・アジアにおける原価低減や生産性向上、経費削減なども大幅増益につながった。
  上期計画の36億円に対する進捗率は77.1%に達しており、業績上振れが期待される。

 フジコーポ <7605>   ★11-1月期(1Q)経常は24%増益で着地
 ◆21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比23.8%増の21.8億円に伸びて着地。全国的な降雪でスタッドレスタイヤの需要が増加し、暖冬で不振だった前期実績を大きく上回った。
  上期計画の25.5億円に対する進捗率は85.8%に達しており、業績上振れが期待される。

 重松製 <7980> [JQ]  ★今期経常を31%上方修正、配当も2.5円増額
 ◆21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の5.8億円→7.6億円に31.0%上方修正。増益率が81.3%増→2.4倍に拡大する見通しとなった。コロナ禍で急増した感染症対策用保護具の受注が第4四半期に入っても好調を維持しているうえ、主要顧客である製造業の受注が輸出や生産活動の持ち直しを背景に想定より上向くことが寄与する。
  併せて、期末一括配当を従来計画の10円→12.5円(前期は10円)に増額修正した。

 ファースト住 <8917>   ★11-1月期(1Q)経常は59%増益で着地
 ◆21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比59.2%増の6.5億円に拡大して着地。主力の戸建て分譲の販売棟数が大きく伸び、24.5%の大幅増収を達成したことが寄与。完成在庫の早期販売に引き続き注力したほか、土地分譲が増加した。

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