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【通貨】外為サマリー:一時1ドル106円80銭台を回復、時間外の米金利上昇が下支え

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 3日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=106円77銭前後と前日の午後5時時点に比べ7銭程度のドル安・円高となっている。

 2日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=106円69銭前後と前日に比べ7銭程度のドル安・円高で取引を終えた。一時106円90銭台に上昇する場面があったものの、ブレイナード米連邦準備理事会(FRB)理事が足もとでの急ピッチな米金利上昇に警戒感を示したことをきっかけに軟化した。

 ただ、新型コロナウイルスワクチンの普及や追加経済対策などによる米景気の回復期待は根強く、東京市場のドル円相場は底堅い動き。時間外取引で一時1.39%台に低下していた米長期金利が1.41%台に上昇すると、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが流入し、午前9時50分頃には106円81銭をつける場面があった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2086ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0080ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=129円04銭前後と同70銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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