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【市況】株価指数先物【昼のコメント】 ギャップスタート後はこう着ながらも3万円を上回って推移


 日経225先物は11時30分時点、前日比520円高の3万160円(+1.75%)前後で推移している。寄り付きは3万190円とシカゴ先物清算値(3万60円)を上回って始まり、その直後に3万240円まで上昇した。現物の寄り付き直後にはギャップスタートの反動から一時3万110円まで上げ幅を縮める場面もみられたが、概ね3万160円~3万200円辺りでのレンジ推移が続いている。

 ギャップスタートとなるなか、ソフトバンクグループ <9984> 、ファーストリテイリング <9983> 、ファナック <6954> 、東京エレクトロン <8035> など指数寄与度の大きいコア銘柄の強い値動きが一段のインパクトに繋がったようである。買い一巡後はこう着感が意識されやすい状況ながら、3万円を上回っての推移により、売り仕掛け的な売買は出しづらいところである。NT倍率は先物中心限月で一時15.67倍まで上昇しており、最高値を更新している。グローベックスのナスダック100先物は小幅下落で推移しており、短期的に売られる場面においては、押し目狙いのスタンスとなろう。

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