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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):郵船、SUMCO、日立造

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
■アイ・ピー・エス <4390>  3,095円  +180 円 (+6.2%)  本日終値
 アイ・ピー・エス<4390>が続急伸、25日移動平均線をサポートラインに急速な切り返しをみせ、再び3000円大台乗せから最高値圏浮上をうかがう。同社は国内及びフィリピンでネット回線販売を手掛ける異色企業で、フィリピンではCATV用国際回線やブロードバンドなどが投資回収期に入り業績拡大が加速している。前週末19日取引終了後、フィリピン国内海底ケーブルシステムの共同建設に向けた海洋調査を実施することを決定したと発表、これが材料視されている。フィリピンの通信事業者2社と共同でルソン島、ビサヤ諸島、ミンダナオ島を結ぶフィリピン国内海底ケーブルシステムの建設に必要な海洋調査を本格的に実施する計画で、将来的な業容拡大効果に期待した買いを誘導した。

■KLab <3656>  867円  +44 円 (+5.4%)  本日終値
 KLab<3656>が大幅高で4日ぶりに反発。前週末19日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好材料視された。上限を90万株(発行済み株数の2.34%)、または5億円としており、取得期間は2月22日から12月30日まで。資本効率の向上及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行とともに、株主還元策として1株当たりの価値向上を図ることが目的という。

■日本郵船 <9101>  3,055円  +144 円 (+5.0%)  本日終値
 日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など大手をはじめ海運株が軒並み高。新型コロナワクチン普及を背景に、米国を筆頭に経済活動の正常化に伴う景気回復期待が株式市場でも一段と強まっている。ばら積み船市況の総合的な値動きを現すバルチック海運指数は前週末こそ7営業日に反落したものの、ここ戻り足が鮮明だ。世界的な巣ごもり消費の高まりを映してコンテナ船市況が堅調に推移していることに加え、ばら積み船のような不定期船も回復色を強めていることで、グローバル物流の改善が改めて意識されている。

■ナフコ <2790>  2,119円  +94 円 (+4.6%)  本日終値
 ナフコ<2790>が大幅高で4日ぶりに反発。前週末19日の取引終了後、20円を予定していた21年3月期の期末配当について、7円増額して27円にすると発表したことが好感された。年間配当は50円(従来予想43円)となり、前期実績に対しては11円の増配になる予定だ。

■SUMCO <3436>  2,520円  +109 円 (+4.5%)  本日終値
 SUMCO<3436>が大幅高で3日ぶりに反発。前週末19日の取引終了後、上限を127万株(発行済み株数の0.44%)、または25億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視された。取得期間は2月22日から3月23日付で、株主還元の強化と資本効率の向上を目的としているという。また、この自社株買いにより取得した全株式を4月14日付で消却するとあわせて発表した。

■ケンコーマヨネーズ <2915>  2,024円  +81 円 (+4.2%)  本日終値
 ケンコーマヨネーズ<2915>が3日ぶりに反発。前週末19日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好材料視された。上限を20万株(発行済み株数の1.21%)、または4億円としており、取得期間は21年2月22日から22年2月21日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び企業価値の向上を図るためとしている。

■HEROZ <4382>  3,540円  +140 円 (+4.1%)  本日終値
 HEROZ<4382>が急動意。今月12日につけた戻り高値3520円を大幅高で上抜き新波動入りを印象づけている。人工知能(AI)を売り物としたスマートフォン・タブレット向けゲームアプリ「将棋ウォーズ」が好調、消費者の巣ごもり化が追い風になっている。また、この将棋AIを起点に蓄積したディープラーニングを武器に、建設や金融などBtoB分野の需要も開拓している。個別では同社が開発した販売予測AIを生活用品大手のアイリスオーヤマに提供しており、その実績から更なる顧客企業の獲得が期待される状況にある。

■日立造船 <7004>  707円  +27 円 (+4.0%)  本日終値
 日立造船<7004>が続伸し昨年来高値を更新。この日、大成建設<1801>と共同で、シールドマシンの機械式ビット交換工法「THESEUS工法」を開発したと発表しており、これが好感された。同工法は、シールドマシンの口径に関係なく、マシン内部から可動式マンホールとスライド式交換装置を用いてビット交換を可能とするもので、ビット交換用の立坑を新たに構築する必要がなくなるため、周辺環境への影響を軽減した施工を実現でき、また何度でも効率よく安全にビット交換が可能なことが特徴。両社は今後、同工法を長距離シールド工事に導入し、ビット交換作業の効率化により生産性向上を図るとしている。

■CKD <6407>  2,475円  +91 円 (+3.8%)  本日終値
 CKD<6407>が大幅高で4日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が19日付で、投資判断「オーバーウエート」を継続しつつ、目標株価を2400円から3200円へ引き上げたことが好材料視された。同証券では、機器の販売拡大による業績成長が期待でき、自動化投資や半導体産業の拡大、海外展開による中長期的な成長力は高いと予想。空気圧機器と半導体向け流体制御機器の販売予想引き上げにより機器の営業利益予想を引き上げ、21年3月期営業利益予想を60億円から65億円へ、22年3月期を同131億円から138億円へ上方修正している。

■三菱UFJ <8306>  563.3円  +13.3 円 (+2.4%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や第一生命ホールディングス<8750>などが揃って買いを集めている。米国では景気回復期待が強まるなか、米長期金利の上昇が顕著となっており投資家の注目を集めている。米10年債利回りは前週末19日終値ベースで1.338%と再び1.3%台を上回ってきた。20年2月下旬以来約1年ぶりの水準だ。これを背景に前週末の米国株市場ではシティグループが3.6%高に買われたほか、JPモルガンやゴールドマン・サックスなど大手金融株が軒並み上昇した。東京市場でも米国事業における運用利ザヤの拡大期待がメガバンクや大手生保の株価を刺激している。

株探ニュース

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