【材料】日産東京販売ホールディングス---3Qは売上高が967.01億円、新車販売台数の回復に加え中古車販売も好調に推移
日産東HD <日足> 「株探」多機能チャートより
日産東京販売ホールディングス<8291>は5日、2021年3月期第3四半期(20年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.9%減の967.01億円、営業利益が同63.1%減の9.18億円、経常利益が同70.0%減の6.76億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同76.3%減の3.13億円となった。同第3四半期連結会計期間(10月-12月)では増収増益に転換した。
自動車関連事業の売上高は前年同期比11.5%減の918.11億円、セグメント利益(営業利益)は同54.5%減の12.23億円となった。衛生管理を徹底した店舗運営を継続した上で、新型車(ノート・キックス・ルークス)、電気自動車(リーフ)、および引き続き好評を得ているセレナ・デイズを中心に新車販売台数の拡大に取り組んだ。新車販売台数の回復に加え、中古車販売も好調に推移するとともに、整備事業も車検整備の入庫台数が前年超えとなったことなどから、上半期の減収減益幅を縮小した。
情報システム関連事業の売上高は前年同期比19.7%減の46.48億円、セグメント利益(営業利益)は同43.9%減の1.94億円となった。データセンターなどのマネージドサービス事業は堅調に推移するとともに、販売費及び一般管理費の削減に努めたが、新型コロナウイルス感染再拡大の影響により、ハードウェア、ソフトウェア、導入支援サービスといったフロー案件が減少した。
2021年3月期通期については、売上高が前期比15.1%減の1,300.00億円、営業利益が同58.6%減の18.00億円、経常利益が同65.2%減の14.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同91.1%減の2.00億円とする、2020年11月6日に公表した連結業績予想を据え置いている。
《ST》
提供:フィスコ