【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … シンバイオ、内外綿、ビーマップ　(2月4日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の2月3日から4日の決算発表を経て5日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.2　シンバイオ <4582>
　20年12月期の最終損益(非連結)は40.9億円の赤字(前の期は43.7億円の赤字)に赤字幅が縮小し、21年12月期は11.4億円の黒字に浮上を見込み、13期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.4　堺商事 <9967>
　21年3月期の連結経常利益を従来予想の6.2億円→7.5億円(前期は6億円)に21.0％上方修正し、増益率が2.1％増→23.6％増に拡大する見通しとなった。

★No.5　アーバネット <3242>
　21年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比68.7％増の9.9億円に拡大し、通期計画の17.7億円に対する進捗率は56.3％となり、5年平均の58.1％とほぼ同水準だった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3802> エコミック 　　ＪＱ 　 +10.06 　　2/ 4　　　3Q　　　 -8.93
<4582> シンバイオ 　　ＪＱ　　 +7.57 　　2/ 4　本決算　　　　黒転
<8045> 浜丸魚 　　　　ＪＱ　　 +4.15 　　2/ 4　　　3Q　　　-47.62
<9967> 堺商事 　　　　東２　　 +4.00 　　2/ 4　　　3Q　　　　4.97
<3242> アーバネット 　ＪＱ　　 +3.09 　　2/ 4　　上期　　　 68.70

<1799> 第一建設 　　　ＪＱ　　 +2.22 　　2/ 4　　　3Q　　　 81.73
<4409> 東邦化 　　　　東２　　 +1.69 　　2/ 4　　　3Q　　　-40.92
<3895> ハビックス 　　ＪＱ　　 +1.29 　　2/ 4　　　3Q　　　-31.59
<9853> 銀座ルノア 　　ＪＱ　　 +0.98 　　2/ 4　　　3Q　　　　赤転
<4342> セコム上信越 　東２　　 +0.92 　　2/ 4　　　3Q　　　　2.32

<4316> ビーマップ 　　ＪＱ　　 +0.90 　　2/ 4　　　3Q　　　　赤転
<4224> ロンシール 　　東２　　 +0.20 　　2/ 4　　　3Q　　　-48.45
<3125> 内外綿 　　　　東２　　 +0.19 　　2/ 4　　　3Q　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース