【材料】ヤマシン―Fが急落、マスク量産体制の構築遅れ響き21年3月期業績予想を下方修正
ヤマシン―F <日足> 「株探」多機能チャートより
ヘルスケア事業で、マスク製造工程の確立に時間を要し、ドラッグストア市場などへの供給が大幅に遅延したことに加えて、量産体制構築の過程で製造原価の低減が十分に図れなかったことなどが要因。また、建機用フィルタ事業で輸送コストが高騰したことや、オフィスビルの稼働率及び鉄道運航本数の減少などの影響でフィルタ交換需要が減少していることも響くとしている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年4~12月)決算は、売上高103億9400万円(前年同期比13.2%増)、営業損益1億4600万円の赤字(前年同期6億円の黒字)、最終利益3億8400万円(同11.3%増)だった。
出所:MINKABU PRESS