【材料】カプコンがしっかり、21年3月期業績及び配当予想を上方修正
カプコン <日足> 「株探」多機能チャートより
デジタルコンテンツ事業で、新作タイトル「バイオハザード RE:3」が堅調に推移するとともに、前期発売の「モンスターハンターワールド:アイスボーン」が続伸するなど、採算性の高いリピートタイトルが息の長い売行きとなっていることや、3月発売予定の大型新作タイトル「モンスターハンターライズ」の受注が順調な滑り出しとなっていることが要因。また、アミューズメント機器事業で、11月に投入した新機種「モンスターハンター:ワールド」が好調に推移しているほか、当初販売を予定していた1機種に対して3機種の投入を予定していることも寄与するとしている。
また、業績予想の修正に伴い、従来25円を予定していた期末配当を10円増額して35円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。年間配当は60円(従来予想50円)となり、前期実績に対しては15円の増配になる予定だ。
出所:MINKABU PRESS