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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):Sansan、キヤノン、東エレク

Sansan <日足> 「株探」多機能チャートより
■Sansan <4443>  8,650円  +1,500 円 (+21.0%) ストップ高   本日終値
 Sansan<4443>が急騰し上場来高値を更新した。14日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、1月21日付で東証マザーズから東証1部へ市場変更されることになったと発表しており、TOPIX連動ファンドなどによる買い需要発生を先取りする形で買われた。同時に発表した第2四半期累計(6~11月)連結決算は、売上高76億3600万円(前年同期比21.3%増)、営業利益6億8600万円(同6.3倍)と大幅営業増益となったことも好材料視された。他社パートナーとの協業体制の強化などが奏功し、中小企業の新規契約獲得が進んだ結果、第2四半期末の「Sansan」の契約件数が前年同期末比15.4%増の7230件となったことに加えて、Eight事業で「Eight企業向けプレミアム」の契約件数が前年同期末比67.4%増の1949件に増加したことなど寄与した。また、クラウド請求書受領サービス「Bill One」が順調な立ち上がりとなったことも寄与した。

■USENHD <9418>  1,760円  +300 円 (+20.6%) ストップ高   本日終値  東証1部 上昇率トップ
 USEN-NEXT HOLDINGS<9418>がストップ高。14日の取引終了後に発表した21年8月期第1四半期(9~11月)の連結決算は、売上高500億5400万円(前年同期比5.5%増)、経常利益39億3400万円(同42.0%増)となり、これを好感する買いが入った。コロナ禍のマイナス影響が大きい店舗サービスや業務用システムが減収減益となった一方、ポジティブ影響を受けたコンテンツ配信事業が大きく伸長し、業績を牽引した。映像配信サービス市場の活性化や巣ごもり需要を背景に、映像配信サービス「U-NEXT」の契約者数が引き続き順調に伸びた。

■タマホーム <1419>  1,715円  +240 円 (+16.3%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 タマホーム<1419>が急伸。14日の取引終了後、21年5月期の連結業績予想について、売上高を1950億円から2100億円(前期比0.4%増)へ、営業利益を75億円から90億円(同8.8%減)へ、純利益を40億円から52億円(同1.8%増)へ上方修正したことが好感された。主力の住宅事業で着工平準化施策が引き続き順調に進捗し、引き渡しが前年同期水準で推移していることや、戦略商品である地域限定商品や期間限定商品を中心にマーケットニーズに応じた価格戦略の展開により受注が好調なこと、また保証延長工事の契約件数増加に伴いリフォーム事業が好調に推移していることが要因。また、不動産事業で、戸建分譲事業が好調を維持し、サブリース事業で着実に実績を積み上げていることも寄与する。また、業績予想の修正に伴い、従来60円を予定していた期末一括配当を75円にするとあわせて発表したことも好材料視された。前期実績に対しては5円の増配になる予定だ。なお、同時に発表した第2四半期累計(6~11月)決算は、売上高986億3400万円(前年同期比0.6%減)、営業利益42億3700万円(同3.0%増)、純利益31億4700万円(同25.4%増)だった。

■ベクトル <6058>  1,188円  +137 円 (+13.0%)  本日終値  東証1部 上昇率3位
 ベクトル<6058>が急反騰。14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(20年3~11月)連結決算が、売上高275億2200万円(前年同期比0.8%増)、営業利益20億1600万円(同横ばい)、最終損益7500万円の黒字(前年同期2500万円の赤字)となり、9~11月期では同62.2%と大幅な営業増益となったことが好感された。ダイレクトマーケティングで期初に戦略的に投下した広告が大きく寄与したことにより計画以上の新規顧客を獲得したほか、プレスリリースの利用企業者数が大きく増加し全体の売上高、営業利益はともに前年並みに回復した。また、のれん償却費の負担がなくなったこと、更に保有する株式の一部の売却に伴い売却益を計上したことも寄与した。なお、21年2月期通期業績予想は、売上高370億円(前期比0.5%増)、営業利益23億円(同20.4%減)、最終損益6億3000円の黒字(前期1億9900万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。

■サーバーワークス <4434>  5,270円  +460 円 (+9.6%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 サーバーワークス<4434>は大幅続伸。14日の取引終了後に発表した第3四半期累計(20年3~11月)単独業績が、営業利益2億6200万円(前年同期比15.9%減)と2ケタ減益となったが、アク抜け感から買いが入ったようだ。「リセール」の既存顧客からの継続的な受注が入り売上高は56億8600万円(前年同期比20.0%増)となった。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて営業活動の停滞や企業のIT投資の抑制などが影響し、「クラウドインテグレーション」における受注規模の縮小によるプロジェクト単価の減少などが響いた。なお、21年2月期通期業績予想は、売上高80億300万円(前期比17.5%増)、営業利益3億9200万円(同6.1%減)の従来見通しを据え置いている。

■キヤノン <7751>  2,248.5円  +174 円 (+8.4%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 キヤノン<7751>は大幅高で8日続伸。14日の取引終了後、集計中の20年12月期連結業績について、売上高が3兆1400億円から3兆1600億円(前の期比12.1%減)へ、営業利益が640億円から1050億円(同39.9%減)へ、純利益が520億円から800億円(同36.1%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。第4四半期以降、フルサイズミラーレスの新製品が牽引するカメラや、在宅需要が続くインクジェットプリンターなどが、特に利益面で計画を上回って推移したことが要因としている。

■プレナス <9945>  1,872円  +117 円 (+6.7%)  本日終値
 プレナス<9945>が続伸。14日の取引終了後、21年2月期の連結経常利益を従来予想の7億7000万円から13億3000万円(同82.4%増)へ上方修正すると発表しており、これを好感する買いが入った。11月、12月のほっともっと既存店売上高が前年同月比3.9%増、5.2%増と計画を上回って推移したことが上振れの要因となる。同時に発表した3~11月の経常利益は前年同期比7.2%増の6億5900万円だった。

■東京エレクトロン <8035>  43,900円  +1,650 円 (+3.9%)  本日終値
 東京エレクトロン<8035>が異彩の上げ足で、一時2410円高の4万4660円まで買われ最高値街道を突き進んでいる。前日は利益確定売りに上昇一服となったものの、きょうは機関投資家とみられる大口の実需買いが流入し、前日の下げ幅の3倍以上の急伸となった。世界的な半導体需給ひっ迫が、半導体製造装置メーカーに強力な追い風となっており、前日の米国株市場では半導体製造装置で世界首位の米アプライドマテリアルズが約8%高と物色人気に沸いた。半導体関連企業の収益動向は世界的にも投資家の視線が集中している。前日は半導体受託生産最大手のTSMCが10~12月決算を発表、大幅増収増益を達成するとともに21年12月期に過去最大規模の設備投資を計画していることが伝わり、アプライドマテリアルズの株価急騰の背景となった。そうしたなか、東エレクは国内最大の製造装置メーカーとして海外ファンドの組み入れ対象として注目度が高い。

■レーザーテック <6920>  14,760円  +430 円 (+3.0%)  本日終値
 レーザーテック<6920>が大幅反発。前日は取引終盤になって半導体関連が総じて利食われる流れとなり、同社株も下値を試す展開を余儀なくされたが、きょうは押し目買いに前日の下げ幅を上回る戻りを演じている。前日の米国株市場ではインテルが4%高に買われたほか、半導体製造装置メーカー世界トップのアプライドマテリアルズが8%近い上昇をみせるなど異彩を放ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4連騰で連日の最高値をつけた。東京市場でも同社株など半導体製造装置関連がこの流れを引き継ぐ格好となっている。

■AGC <5201>  3,840円  +110 円 (+3.0%)  本日終値
 AGC<5201>が大幅反発。14日の取引終了後、20年12月期の連結税引き前利益が550億円(前の期比27.8%減)になったようだと発表。従来予想の350億円(同54.1%減)を大幅に上回っており、これを好感する買いが向かった。建築用や自動車用のガラス需要が想定より早いペースで回復していることに加え、塩化ビニール樹脂の販売価格上昇や電子部材関連製品の出荷上振れなども収益を押し上げた。併せて、セントラル硝子<4044>との国内建築用ガラス事業の統合に向けた協議を中止することを明らかにしている。

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