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【通貨】外為サマリー:1ドル103円90銭前後で推移、米追加経済対策の公表控え上値限定的

米ドル/円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 14日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=103円92銭と前日の午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安となっている。

 13日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=103円89銭前後と前日に比べ10銭強のドル高・円安で取引を終えた。イタリアの政局不安などからユーロ安・ドル高が進み、対円でのドル買いに波及した。

 これを受けた東京市場は103円90銭前後での動き。午前8時50分頃には103円79銭まで押される場面もあったが、前日のニューヨーク市場の安値103円75銭が意識されるかたちで持ち直した。ただ、今晩にはバイデン次期米大統領が追加経済対策を公表する見通しであるほか、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が予定されていることから積極的な買いは手控えられている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.2164ドル前後と前日の午後5時時点に比べ0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=126円41銭前後と同10銭程度のユーロ安・円高で推移している。


出所:MINKABU PRESS

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