【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ツインバード、メディア工房、エクスＭ　(1月8日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月7日から8日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　トーヨアサノ <5271>
　21年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比24.4％増の1億9900万円に伸び、通期計画の2億5000万円に対する進捗率は79.6％に達し、5年平均の66.5％も上回った。

★No.2　エクスＭ <4394>
　20年11月期の経常利益(非連結)は前の期比47.4％減の1億円に落ち込んだが、21年11月期は前期比43.0％増の1億4300万円にＶ字回復する見通しとなった。

★No.3　丸八倉 <9313>
　20年11月期の連結経常利益は前の期比12.0％増の7.3億円になり、従来予想の6.5億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<5271> トーヨアサノ 　東２ 　 +19.79 　　1/ 8　　　3Q　　　 24.38
<4394> エクスＭ 　　　東Ｍ　　 +6.41 　　1/ 8　本決算　　　 43.00
<9313> 丸八倉 　　　　東２　　 +5.21 　　1/ 8　本決算　　　　0.41
<3815> メディア工房 　東Ｍ　　 +4.76 　　1/ 8　　　1Q　　　400.00
<6312> フロイント 　　ＪＱ　　 +3.95 　　1/ 8　　　3Q　　　291.89

<7975> リヒトラブ 　　東２　　 +3.26 　　1/ 8　　　3Q　　　　3.87
<5900> ダイケン 　　　ＪＱ　　 +2.53 　　1/ 8　　　3Q　　　 44.03
<9835> ジュンテン 　　東２　　 +2.30 　　1/ 8　　　3Q　　　359.22
<2164> 地域新聞社 　　ＪＱ　　 +1.76 　　1/ 8　　　1Q　　　　　－
<7603> マックハウス 　ＪＱ　　 +1.27 　　1/ 8　　　3Q　　　　赤縮

<2872> セイヒョー 　　東２　　 +1.09 　　1/ 8　　　3Q　　　150.00
<5982> マルゼン 　　　東２　　 +0.99 　　1/ 8　　　3Q　　　-26.25
<2747> 北雄ラッキー 　ＪＱ　　 +0.73 　　1/ 8　　　3Q　　　 63.23
<6897> ツインバード 　東２　　 +0.69 　　1/ 8　　　3Q　　　　赤拡

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース