【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (1月5日記)
伊藤智洋(テクニカルアナリスト)
日経平均株価は、本日の寄り付き値が昨日の安値2万7042円を維持する動きになる場合だけ、昨日の安値が押し目になる可能性を考えておきます。
寄り付き値が昨日の安値を維持する場合、昨日の下げは、まだ上昇途中の一時的な調整で終わる可能性を残します。
強気の展開になる場合、寄り付き後、早い時間帯の安値が押し目になって、すぐに上昇を開始して、本日が陽線引けする展開になる公算です。
本日の価格が2万7042円を割れるなら、昨日の高値2万7602円が戻り高値になっている可能性が大きくなります。
その場合、目先は、一本調子の下げ場面となって、最近の上昇の始点となる12月22日の安値2万6361円を目指す動きになると考えられます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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