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【市況】29日の株式相場見通し=続伸、米国主要3指数の最高値受け買い優勢

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 29日の東京株式市場は、買い優勢の展開となり日経平均株価は続伸で2万7000円大台乗せが意識される展開に。前日の米国株市場では、難航していた米追加経済対策がトランプ米大統領の署名を経て成立したことを好感し主要株価指数が買われ、NYダウ、ナスダック総合指数、S&P500指数ともに過去最高値を更新するなどリスク選好の流れが強まった。これを受けて東京市場でも主力株をはじめ広範囲に投資資金が流入する展開が想定される。一方、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、変異種の感染も広がっていることは警戒され、日経平均は前日に米国株市場に先立ち引けにかけ上げ足を強めていたこともあって、買い一巡後は目先の利益を確定する売りで伸び悩むケースも考えられる。来年1月5日に米国でジョージア州上院決選投票を控えており、この結果を見極めたいとの思惑も影響する可能性がある。

 28日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比204ドル10セント高の3万403ドル97セントと3日続伸。ナスダック総合株価指数は同94.689ポイント高の1万2899.423だった。

 日程面では、きょうはマザーズ市場にオンデック<7360>が新規上場となる。海外では10月の米S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数が発表される。

出所:MINKABU PRESS

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