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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):マネックスG、村田製、トヨタ

マネックスG <日足> 「株探」多機能チャートより
■ユアテック <1934>  861円  +103 円 (+13.6%)  本日終値  東証1部 上昇率5位
 ユアテック<1934>が続急伸で年初来高値を更新。マドを開けての大陽線で100円を超える上昇をみせ、800円台後半まで一気に水準を切り上げてきた。電気工事会社で4割強の株式を東北電力<9506>が保有し、売り上げ依存比率も高い。そのなか風力発電事業に注力するなど再生可能エネルギー分野への取り組みに特長があり、地球温暖化防止に向けた環境関連の一角として頭角を現してきた。足もとの業績も風力発電設備に関する受注が伸びており、21年3月期は営業利益段階で2ケタ増益を見込む。依然としてPERは12倍弱、PBR0.5倍と株価指標面から割安感が際立つ。

■マネックスグループ <8698>  385円  +24 円 (+6.7%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 マネックスグループ<8698>は大幅高で年初来高値を更新。12月に入り、ビットコイン価格は仮想通貨バブルに沸いた2017年の水準を上回り、新値追いの展開。前日27日には一時300万円目前まで値を上げるなど、急ピッチな価格上昇となった。同社は、仮想通貨交換業を手掛けるコインチェックを傘下に持っていることから、仮想通貨取引が活発化をするとの期待を背景に買いが入ったようだ。

■三菱重工業 <7011>  3,046円  +144 円 (+5.0%)  本日終値
 三菱重工業<7011>が大幅に3日続伸。28日付の日本経済新聞は、同社が「石炭に代わり水素を利用して鉄を作る設備を欧州に建設する」と報じた。鉄鋼の製造工程で二酸化炭素(CO2)を大幅に削減するには水素製鉄法が有効であり、同社は100%出資する英国の製鉄設備会社を通じてオーストリアの鉄鋼大手、フェスト・アルピーネの製鉄所で水素製鉄の実証プラントを建設中で、2021年にも試運転を始めると伝えている。

■村田製作所 <6981>  9,320円  +416 円 (+4.7%)  本日終値
 村田製作所<6981>が4連騰で今月3日以来約4週間ぶりとなる9000円台を回復。セラミックコンデンサーで断トツの世界シェアを誇る。米アップルの「iPhone12」など今後5G対応スマートフォンの市場が急速に拡大するなか、新たなコンデンサー需要の獲得が期待されている。また、世界最小・最薄の車載向け積層セラミックコンデンサーの量産を始めており、ADAS(先進運転支援システム)や自動運転車の普及局面で収益貢献が本格化する見込み。11月30日につけた上場来高値9293円の奪回をにらんでいる。

■アスクル <2678>  3,775円  +165 円 (+4.6%)  本日終値
 アスクル<2678>が大幅高で3日ぶりに反発。前週末25日の取引終了後に発表した12月度(11月21日~12月20日)の月次業績で、単体売上高が前年同月比4.3%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて、稼働日は平日が3日少なく、土曜日が2日多い曜日回りだったものの、主力のBtoBが同1.2%増となったことが牽引し、対計画比で好調に推移しているという。また、LOHACOは、大型販促の効果などで日用品や食品を中心に販売が増加し、同27.1%増となった。

■フィードフォース <7068>  1,204円  +34 円 (+2.9%)  本日終値
 フィードフォース<7068>が後場急伸。午前11時30分ごろに発表した第2四半期(6~11月)連結決算が、売上高11億4500万円、営業利益3億1500万円、純利益1億3800万円となり、前年同期は単独決算だったため比較はできないものの、前年同期の単独決算との比較では営業利益は4.1倍に拡大しており、これが好感された。新型コロナウイルス感染拡大の影響で一部業界の広告出稿額の減少が見られたものの、子会社アナグラムの新規案件の獲得が堅調に推移し、プロフェッショナルサービス(PS)事業の売り上げが回復基調にあるほか、SaaS事業の増収増益基調が続いていることが寄与した。なお、21年5月期通期業績予想は、売上高23億7600万円(前期比55.7%増)、営業利益6億4400万円(同55.0%増)、純利益3億5800万円(同2.2倍)の従来見通しを据え置いている。

■象印マホービン <7965>  1,900円  +53 円 (+2.9%)  本日終値
 象印マホービン<7965>が続伸。前週末25日の取引終了後に発表した20年11月期連結決算で、営業利益は54億4000万円(前の期比0.1%減)と減益となったものの、従来予想の47億円を上回ったことに加えて、21年11月期は同57億円(前期比4.8%増)と増益に転じる見通しであることが好感された。年間配当予想も前期比4円増の30円にするとしている。前期は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で売上高は減少した。ただ、圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」シリーズが好調に推移したほか、オーブントースターやホットプレートなどの巣ごもり関連商品、空気洗浄機などの生活家電製品が伸長した。また、イベントの自粛などにより販管費が減少したこともあり計画を上振れたようだ。なお、今期は既存商品の活性化や新規商品を継続的に投入し、国内、海外とも積極的な販売活動を行うほか、開発効率の向上や価格競争力の強化に取り組んだことで増益を目指すとしている。

■ワークマン <7564>  8,720円  +210 円 (+2.5%)  本日終値
 ワークマン<7564>は3日ぶりに反発。26日付の日本経済新聞朝刊で「2040年までに店舗数を現在の2倍強の2000店程度に増やす」と報じられており、大量出店に乗り出すとの観測が好材料視されたようだ。記事によると、毎年60店舗のぺースで出店するとしており、女性向けアウトドア衣料を扱う「#ワークマン女子」を重点展開するという。2000店舗を達成すると、業界最大規模のしまむら<8227>グループに並ぶアパレル最大手の一角に入ることになる見通しだ。

■アドバンテスト <6857>  7,520円  +140 円 (+1.9%)  本日終値
 アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などが強い値動き。新型コロナウイルスの感染拡大が世界的に加速するなか、実体経済への影響が懸念されているが、半導体市場はリモートワークの導入加速に伴う通信機器需要の拡大やデータセンターの増設需要が追い風となり、メモリー、ロジック市場ともに拡大が見込まれる状況にある。EUV向けをはじめ半導体メーカーの設備投資意欲も旺盛であり、半導体製造装置メーカーの収益環境は良好だ。前週の米国株市場では24日に半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が5日ぶりに反発に転じたことも買い安心感につながった。

■トヨタ自動車 <7203>  7,898円  +109 円 (+1.4%)  本日終値
 トヨタ自動車<7203>が3日続伸。水戸証券は25日、同社株のレーティングを新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は1万円に設定した。同社は自動車販売で世界トップ級。CASE(コネクテッド、自動化、シェアリング、電動化)により自動車産業は「100年に一度の大変革時代」を迎えている。しかし、これまでに世界で築いてきた顧客基盤があることを強みに米テスラに対しても、CASEに関しては一歩先行していると同社ではみているようだ、と分析。米アップルの電気自動車(EV)参入との観測記事が出るなど今後も巨大IT企業など異業種による自動車業界への参入も考えられるが、戦える力は十分に備えている、とみている。

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